『進撃の巨人』考察!ジークはエルディア復権派のフクロウ説

アニメ2期も盛り上がりを見せている『進撃の巨人』。

原作漫画のほうも94話まで進み、伏線が回収されつつ、いろいろと新しいことが分かってきました。

そんな中、ある一つの仮説を思いつきました。

それは、「ジーク戦士長はエルディア復権派、とりわけフクロウではないか」という仮説です。

同じような考察をしている人もいるとは思いますが、その理由は以下の通りです。

  • クルーガーの「指示」を受けて、エルディア復権派を告発した。
  • 「王家の血筋」であることをマーレに黙っている。
  • 必要に、パラディ島に行くことにこだわっている。

では、これらについて順を追ってみていきましょう。

※この記事はあくまで「考察」なので、あまり深く考えずに読んでください。また、ネタバレも含んでいるので注意してください。

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クルーガーの「指示」とは?

「ジークフクロウ説」の考察理由の一つ目は、すべてはクルーガーがジークに「指示」をしていたというものです。

言い換えれば、クルーガーが裏でジークを操っていたということになります。

周知の通り、クルーガーはマーレに潜入していたエルディア復権派のフクロウです。

クルーガーはマーレ政府に従順に従いながら、フクロウであること、「進撃の巨人」を宿していることを、誰にもばれないようにしていました。

そのためには、何度も同胞であるエルディア人を蹴り落として、無垢の巨人にすることさえいとわなかった男です。

「エルディア人の復権には、同胞の犠牲はやむなし」という、かなりの精神力を兼ね備えています。

そのうえクルーガーは、心底エルディア人の復権を望んでいると同時に、そのために必要なこと(グリシャに目を付けることなど)を、かなり先まで考えて行動していました。

そして、クルーガーはエルディア復権派のスパイとして送り込まれてきた幼いジークを次のフクロウにするために、ある「指示」をだします。

それはずばり、「両親含むエルディア復権派をマーレに売ることで、マーレからの信頼を得て、次のフクロウになるように」というものです。

「マーレの戦士」として育てられていたジークとクルーガーが密会をするタイミングはあったはずなので、そのときに「指示」をだしたのでしょう。

これによって、ジークはマーレから強い信頼を得ることができたのと同時に、クルーガーもグリシャに「進撃の巨人」を継承し、壁の中まで逃がすという機会が得られました。

以上が、「ジークフクロウ説」の一つ目の考察理由です。

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なぜ「王家の血筋」を隠すのか?

「ジークフクロウ説」の二つ目の考察理由は、ジークが「王家の血筋である」ということをマーレ政府に黙っているということです。

93話で明らかになったように、本来「獣の巨人」には、無垢の巨人を意のままに操る「叫び」の能力は無い模様。

つまり、「王家の血統だからこそ叫びの能力が使える」ということです。

「えっ、アニは?」と思うかもしれませんが、いったんアニは置いときます。

話を戻しますが、ジークが王家の血筋だということをマーレに言っていないのは、仮にジークが始祖の巨人を奪還したとしても、始祖の巨人の能力が使えないとマーレに思わせるためではないでしょうか

もしくは、王家の血筋であることを黙っているように、クルーガーから「指示」されたのかもしれません。

いずれにしろ、「大陸側の王家の血筋」は途絶えていることになっているので、誰にも言っていないのでしょう。

以上が、「ジークフクロウ説」の二つ目の考察理由です。

パラディ島に行きたがるのはなぜ?

「ジークフクロウ説」の三つ目の考察理由として挙げるのは、必要にパラディ島に行きたがっているということです。

4年後の93話の時点で、ジークに残された余命は1年あるか無いかくらいでした。

それにもかかわらずパラディ島にこだわるのは、ただ「始祖の巨人を奪還する」だけではなく、何か異なる理由があるはずです。

その理由はおそらく、パラディ島にいる人物に「獣の巨人」を継承させたいからでしょう。

ジークの後に「獣の巨人」を継承することになっているのは、今のところはコルトです。

このように後継ぎが決まっているのも関わらずパラディ島に行きたがるのが、コルト以外の人物に「獣の巨人」を与えたいからだと考えるのは、そんなに無理やりな発想ではないですね。

また、リヴァイに二度と会いたくないのにわざわざパラディ島に行きたがるということも、パラディ島に行かなければならない理由があるということを窺わせます。

その「獣の巨人」を渡したい相手は、おそらく壁内にいるエルディア復権派の可能性が高いでしょう。

ジークはコルトに、「獣の巨人を引き継げば俺の秘密が分かる」と言っていました。

これは、「王家の血筋」であることを示唆していると同時に、自分がエルディア復権派であることなど、もう少し深い意味があるような気がします。

つまり、その「秘密」とはエルディア復権派にとって有益なものであり、ジークはフクロウとして、エルディア復権派を導く者にその「秘密」を知らせたいのではないでしょうか。

そのため、「秘密」を伝るために、エレンに「獣の巨人」を継承させたがっているのです。

これが、「ジークフクロウ説」の三つ目の考察理由です。

まとめ

ストーリーが進むごとに、内容が深くなっていく『進撃の巨人』。

ジークがエルディア復権派のフクロウだったとしても、これまでの話の流れと矛盾はないので、今後の展開としてそうなる可能性はあります。

パラディ島に攻めてきたジークも、フクロウとして同胞の犠牲はやむないと思っていたのかもしれませんね。

今後のストーリー展開に期待しましょう。

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