『進撃の巨人』考察!結局「巨人科学の副産物」アッカーマン家は何者!?

大人気連載中の『進撃の巨人』

いよいよ96話を迎え、100話、そしてクライマックスへと近づいていっています。

そんな『進撃の巨人』ですが、話が進むごとに、さまざまな伏線が張られていたり、疑問が生じてきますね。

私が特に疑問に感じているのは、アッカーマン家が「巨人科学の副産物」であるということ。

私に限らず、多くの読者が疑問に感じていることの一つではないでしょうか?

ですが話が進むにつれて、アッカーマン家が「巨人科学の副産物」であるというのが、どういう意味なのか考察しやすくなってきました。

そこで今回は、アッカーマン家が「巨人科学の副産物」であるという点について考察していきます。

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アッカーマン家の概要

本作で登場するアッカーマン家の人間は、主にこの3人です。

ミカサ・アッカーマン


『進撃の巨人』12巻より画像引用

リヴァイ・アッカーマン


『進撃の巨人』4巻より画像引用

ケニー・アッカーマン


『進撃の巨人』14巻より画像引用

ストーリー展開上重要なアッカーマン家の人物はこの3人ですが、他にもミカサの父親アッカーマン爺さん、リヴァイの母でケニーの妹のクシェルなどがいます。

アッカーマン家はエルディア人とはルーツが異なるため、始祖の巨人による記憶の改ざんを受けることがなかったので、壁の中の脅威として迫害されていきました。

そのため、アッカーマン家の人間は少なく、かつケニーなどの登場人物もなくなっているので、現在はミカサとリヴァイの2人だけになってしまいましたね。

そして、アッカーマン家の最大の特徴は、何と言ってもずば抜けて戦闘能力が高いこと

その戦闘能力の高さの秘密が、「巨人科学の副産物」ということは、容易に想像できますね。

では、以下で「巨人科学の副産物」について考察していきます。

「巨人科学の副産物」とは?

「巨人科学の副産物」という言葉を私なりに言い直すと、「巨人について研究する過程で、予期せぬ形、つまり意図せず勝手に生じた研究成果」ということになります。

そこから考察するに、エルディア人以外に巨人化の薬を投与した場合、巨人になるのかどうかを研究する過程で、たまたま「巨人並みの戦闘力を誇る人種」が生まれたということでしょう。

そのようにして生まれた人種が、一様にアッカーマン家と呼ばれるようになったのではないでしょうか?

なので、アッカーマン家=「巨人科学の副産物」なのです。

では、アッカーマン家の大元の人種は何だったのでしょうか?

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アッカーマン家=東洋人説

まず最初に思い浮かべることができるのは、アッカーマン家の大元は東洋人だったという考察です。

上記の「巨人科学の副産物」の考察を踏まえると、東洋人に巨人化の薬を投与した結果、後にアッカーマン家と呼ばれる「巨人並みの戦闘力を誇る人種」が誕生したということになります。

実際、この説はまったくないとは言い切れません。

初代レイス王が壁を作って以降、始祖の巨人の力による記憶の改竄を受けなかったのは、東洋人とアッカーマン家だけです。

もしアッカーマン家の大元が東洋人だった場合、エルディア人ではなく、東洋人であるアッカーマン家も、記憶の改竄は受けないということで納得がいきます。

また、アッカーマン家であるミカサの父親と最後の東洋人であるミカサの母親が結婚していたというのも、ただ一緒に迫害されていたからというだけでなく、同じルーツをもつ人種だからという考え方もできますね。

なので、アッカーマン家=東洋人説はわりと信憑性が高い考察ではないでしょうか。

アッカーマン家=タイバー家説

続いての考察は、アッカーマン家のルーツはタイバー家にあるという考察です。

タイバー家は95話で明らかになった、戦槌の巨人を継承している貴族家で、巨人大戦の際には、フリッツ王に反旗を翻しました。

つまり、エルディア人ではなくマーレ人を選んだということです。

そのため、95話時点では名誉マーレ人としてマーレ本国で暮らしています。

私の考察は、タイバー家の中で壁の中に入るのを選んだ一派がアッカーマン家、マーレ本国に残ったのが現在のタイバー家になったというものです。

そしてこの場合、戦槌の巨人の力を人間の姿にとどめたままで発揮できるようになったのが、アッカーマン家の人々ではないかとも考察できます。

この場合でも、アッカーマン家は「巨人科学の副産物」と言うことができますね。

ただこの考察の最大の矛盾点は、アッカーマン家がタイバー家の分派、つまりタイバー家にルーツがある場合、始祖の巨人の記憶の改竄を受けるはずです。

まとめ

「巨人科学の副産物」であるアッカーマン家は、巨人研究の過程で生まれた、「巨人並みの戦闘力を誇る人種」です。

そして、そのルーツは東洋人で、東洋人に巨人化の薬を投与した結果、アッカーマン家は生まれたというのが、今回の考察です。

タイバー家説も唱えましたが、矛盾点があるのであまり良い考察ではありません。

いずれにしろ、今後のストーリー展開でいろいろ判明すると思うので、気長に待ちましょう。

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