『物語』シリーズの「オフシーズン」とは?アニメ化はいつ?

『化物語』の放送から10年以上たった現在でも、非常に人気のある『物語』シリーズ。

2019年に放送された『続・終物語』で、ファイナルシーズンも終わりを迎えました。

大きな区切りを迎えた『物語』シリーズですが、まだまだシリーズは終わっていません。

原作のライトノベルはその後も続いており、登場キャラクターについて掘り下げた「オフシーズン」と阿良々木君の大学生編である「モンスターシーズン」へと話が続いています。

なので、それらのアニメ化を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、『物語』シリーズのオフシーズンについて紹介し、いつアニメ化されるのかという点についても考えてみたいと思います。

※この記事の性質上、多少ですが『物語』シリーズのオフシーズンに関するネタバレを含んでいます。

『物語』シリーズの順番や時系列を解説!アニメはどの順番に観ればいい?

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「オフシーズン」の作品一覧

まず最初に、『物語』シリーズのオフシーズンにあたる作品群を紹介いたします。

『愚物語』

オフシーズン最初の作品は、『愚物語』です。

表紙は「キメ顔童女」の斧乃木ちゃん。

『愚物語』は「そだちフィアスコ」、「するがボーンヘッド」、「つきひアンドゥ」の3つの話が収録されています。

「そだちフィアスコ」は、『終物語』の「そだちリドル」と「そだちロスト」の後に、転校した先での老倉育のお話。

「するがボーンヘッド」は『花物語』の後の話で、神原駿河が大きな決断を下す話です。

そして「つきひアンドゥ」は、阿良々木家に居候している斧乃木余接と阿良々木月火の話で、千石撫子も登場します。

『業物語』

オフシーズン2作目は『業物語』

収録内容は「うつくし姫」&「あせろらボナペティ」、「かれんオウガ」、「つばさスリーピング」の3編。

最初の「うつくし姫」&「あせろらボナペティ」は、人間時代のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードについて描かれた物語です。

『続・終物語』の鏡の世界で登場したキスショットの人を引き付ける魅力について、またどのようにしてキスショットが吸血鬼になったのかが明らかになります。

「かれんオウガ」は、高校1年生になって師匠から免許皆伝を言い渡された阿良々木火憐が、逢我三山(おうがさんざん)に一人で挑むというお話。

「つばさスリーピング」は、『終物語』のラストで羽川翼が忍野メメを連れてくるまでの経緯が描かれた話で、『傷物語』で出てきた専門家のドラマツルギーも登場します。

『撫物語』

『撫物語』はタイトルの通り、千石撫子について描かれた作品で、「なでこドロー」という話で丸々一冊使っています。

個人的には、オフシーズンの中で一番面白かった作品です。

『恋物語』で貝木泥舟によって人間に戻された撫子ですが、退院してからも不登校で、家でひたすらマンガを描いていました。

そんな中、『愚物語』の「つきひアンドゥ」で知り合った斧乃木ちゃんとは交友を深めており、週4で斧乃木ちゃんが遊びに来る仲になっていました。

撫子は「描いたものを実体化できる」という能力を手に入れており、マンガの練習を効率化するという名目で、その能力を使って4人の撫子を作り出します。

しかし、その4人の撫子は逃げ出してしまい、斧乃木ちゃんとともに撫子が撫子を追いかけるという展開が始まるのです。

『恋物語』以降あまり登場のなかった撫子ですが、この話では大活躍し、撫子の将来を決定づける大きな出来事も起こります。

アニメをすべて見た人に、ぜひとも読んでほしいと思っています。

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『結物語』

オフシーズンを締めくくるのは、直江津署の「風説課」という部署で働き始めた警察官の阿良々木君が描かれた『結物語』

時系列は一気に飛び、「モンスターシーズン」の大学生編をも飛ばしてきました。

そんな『結物語』の収録内容ですが、「ぜんかマーメイド」、「のぞみゴーレム」、「みとめウルフ」、そして「つづらヒューマン」の4編です。

この作中では、これまでの作品で登場したキャラクターももちろん登場しますが、直江津署の新しいキャラクターたちが登場します。

しかもそのキャラクターたちは、何かしらの怪異と関わりのある人物ばかりです。

人魚の周防全歌(すおうぜんか)やゴーレムの兆間臨(きざしまのぞみ)、そして人狼の再埼みとめなど、個性的なキャラクターたちとともに、阿良々木君が事件解決に勤しんでいきます。

「オフシーズン」のアニメ化はいつ?

上記でオフシーズンの作品について紹介してきました。

ですが気になるのは、やはりオフシーズンがアニメ化されるかどうかですよね。

結論から言うと、アニメ化はされると思います。

2019年に『続・終物語』が放送され、アニメでは非常に良い感じで区切りがついています。

ですが、まだ原作があり、オフシーズンの後にも作品があるとなればアニメ化しないということはないでしょう。

『物語』シリーズの人気を考えれば、アニメ化をすれば確実に売り上げが期待できますしね。

加えて、『続・終物語』時点ではまだまだ明らかになっていないことも多いです。

なので、アニメ化は高確率でされると思っています。

 

では、いつ頃にアニメ化されるのかという点が気になりますね。

はやければ、2021年には制作発表がされるのではないかと思います。

2019年に『続・終物語』が放送されたので、2021年あたりに続報が来る可能性は高いのではないでしょうか。

ただし、『結物語』のように一気に時系列が飛んでしまう作品がある関係上、原作の「モンスターシーズン」が終わってから、「モンスターシーズン」と合わせてアニメ化という可能性もあるかもしれません。

そうなると、アニメ化は2022年以降になってしまいます。

とはいえ、『物語』シリーズはアニメ史に残る傑作で、多くのファンを抱えているので、何度も言いますがアニメ化はかなりの確率でされるはずです。

なので、オフシーズンのアニメ化を楽しみに待ちましょう。

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