かれこれ10年以上にわたって世界で愛されてきた、『ハリー・ポッター』シリーズ。
主人公ハリー・ポッターとその友人のロンやハーマイオニーが、闇の魔法使いであるヴォルデモートを倒すために、シリーズを通して戦っていきます。
そんな『ハリー・ポッター』シリーズは終わりましたが、今度は『ファンタスティック・ビースト』シリーズが始まり、今なおハリポタ熱は冷めやまないですね。
2018年11月23日(金)には、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も公開されます。
『ハリー・ポッター』シリーズには、数々の魔法が登場しました。
そこで今回は、『ハリー・ポッター』シリーズに登場した覚えておきたい主要魔法を紹介します。
※今回紹介するのは、あくまでも主要な魔法だけで、シリーズには他にも数々の魔法が登場しています。
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主要魔法一覧
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エクスぺリアームス
『ハリー・ポッター』シリーズにおいて、最も使われた魔法が、このエクスぺリアームスです。
「武装解除呪文」と言い、相手の持っている杖などの武器を弾き飛ばし、自身の元に引き寄せることができる呪文。
ハリーが非常に得意にしている呪文で、対ヴォルデモート戦でも使用していました。
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ステューピファイ
相手を一時的に戦闘不能状態にすることができる「失神の呪文」。
ハリーやロンが対デスイーター戦で多用する呪文で、当たると相手が吹き飛んでいきます。
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レダクト
ジニー・ウィーズリーが得意とする、当たったものを「粉々」にする呪文。
母であるモリー・ウィーズリーは、ベラトリックス・レストレンジを石にした後にレダクトを使用して粉々にするという連携技を披露しました。
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アクシオ
対象物を自身の元に「呼び寄せる」呪文。
呼び寄せたいものに向かってアクシオという場合もあれば、「アクシオ・ファイアーボルト」というように、アクシオの後に呼び寄せたい物の名称を付けると、ある程度の距離があっても呼び寄せられます。
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ルーモス
杖の先端から光を発する呪文。
「ルーモス・マキシマ」と唱えると、さらに強力な光を発することもできます。
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エクスペクト・パトローナム
半透明の青白い守護霊を作り出す「守護霊の呪文」。
守護霊の姿かたちは動物で、術の使用者によってどの動物になるのかは異なります。
非常に難易度の高い呪文であり、術の使用にあたっては、自身の「幸福な思い出」が必要。
吸魂鬼ディメンターを相手にする際には必須の呪文です。
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ウィンガーディアム・レヴィオーサ
対象物を「浮遊」させる基礎呪文。
ハリーたちがホグワーツに通い始めて1年目に習った呪文です。
ロンは発音を間違えて何度も失敗していましたが、トイレでトロールからハーマイオニーを守る際には、この呪文を使ってトロールの棍棒を浮遊させて、見事トロールを気絶させました。
これ以降、ハリー、ロン、ハーマイオニーが一気に仲良くなったため、ある意味非常に重要な魔法であるといえるでしょう。
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オブリビエイト
相手の記憶を抹消する「忘却の呪文」。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で登場したロックハートはこの術が得意なようでしたが、ロンの折れた杖を使用したため、ハリーにかけたつもりのこの術が自分自身に帰ってきてしまい、自分の記憶を消してしまいました。
強力な魔法使いであればこの魔法は効かないようなので、ロックハートは大したことがなかったということですね。
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アロホモーラ
「扉の鍵を開ける」ことができる呪文。
ハリーたちは1年生のころから使っていたので、術の難易度はそれほど高くないようです。
許されざる呪文
『ハリー・ポッター』シリーズには、使用してはならない3つの許されざる呪文があります。
もしこれらの呪文を使った場合は、問答無用でアズカバン(海の上の監獄)に送られます。
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インぺリオ
対象者を操ることができる「服従の呪文」。
ヴォルデモートはこの呪文を使い、魔法使いたちを操っていました。
そのため、デスイーターの中には「自分はヴォルデモートに操られていただけだ」と言って、罪から逃れようとする者もいました。
実際のところ、本当に操られていたのかを見極めるのは非常に難しく、魔法省は非常に手を焼いたそうです。
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クルーシオ
対象者にかなりの苦痛を与える「磔の呪文」。
その威力は本物のようで、シリウスの命が目の前で奪われたハリーは、怒りに身を任せてベラトリックスに対してこの呪文を使用。
あのイカれ狂ったベラトリックスでさえも動けなくなったことから、非常に恐ろしい術であることがうかがえます。
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アバダ・ケタブラ
相手の命を一瞬で奪うことができる「死の呪文」。
基本的に当たってしまうと一瞬で命が奪われてしまいますが、強い愛情から自身を犠牲にして愛する者を守る場合、この呪文に打ち勝つことができます。
ヴォルデモートが最も得意とする呪文で、口を開けばアバダ・ケタブラ、呪文を使ったと思ったらアバダ・ケタブラと、ほとんど子の呪文を使っていました(ときどきクルーシオも使用)。
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