大人気マンガの『進撃の巨人』で、ついに9つの知性巨人の名前が判明しましたね。
数々の疑問や謎を産んでいる『進撃の巨人』ですが、9つめの知性巨人である「戦槌の巨人」が判明したことで、少しストーリー上の疑問や謎が解決されたような気がします。
今後のストーリー展開も気になるところですが、私としては「9つの知性巨人の中でどの巨人が一番強いのか」というのも、かなり気になるところです。
そこで今回は、9つの知性巨人を再度確認しつつ、どの巨人が一番強いのかという点を、徹底的に検証していきます。
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Contents
9つの巨人
では最初に、9つの巨人について、継承者や能力についておさらいしていきましょう。
進撃の巨人
『進撃の巨人』2巻より画像引用
継承者:クルーガー→グリシャ→エレン
能力:硬質化
『進撃の巨人』の主人公であるエレン・イェーガーが継承している知性巨人。
いつどんな時代でも、自由を求め続けた巨人だそうです。
大きさは15mくらいで、現段階では硬質化ができるというくらいで、これといったずば抜けた特徴はありません。
ですが、パラディ島の巨人を殲滅して以降のエレンの状況がまだ描かれていないので、もしかするとさらなる能力を開花させている可能性もあります。
始祖の巨人
『進撃の巨人』16巻より画像引用
継承者:ウーリ→フリーダ→グリシャ→エレン
能力:叫び
主人公エレンが引き継いだもう一つの巨人で、知性巨人の大元になった巨人。
何代にもわたってレイス家で継承されてきたが、グリシャがフリーダから力を奪いました。
「始祖の巨人」の「叫び」によって巨人を操ることができるが、その力を発揮できるのはレイス家の血を引く者のみ。
しかし、エレンは一度ダイナ巨人と接触した際に「叫び」の力を発動できているので、今後のストーリー展開で真の「始祖の巨人」の力が見れるかもしれません。
超大型巨人
『進撃の巨人』1巻より画像引用
継承者:ベルトルト→アルミン
能力:熱気を発散
『進撃の巨人』の代名詞的な巨人であり、ハンジさん曰く「人類の敵そのもの」。
名前の通り、大きさは約60mにもおよび、その巨体から繰り出される会心のキックで、ウォール・マリアの壁を破壊。
加えて、一定時間超高温の熱気を発することができ、急所であるうなじに敵を近づけさせない。
ですが、超大型ゆえ動きは遅く、かつ蒸気を発散しすぎると体が細くなっていくというように、長期戦には不向き。
アルミンに継承されてからの姿、そして能力は、現段階では描かれていません。
鎧の巨人
『進撃の巨人』11巻より画像引用
継承者:ライナー
能力:全身硬質化
ライナーが継承した、全身が鎧のように硬質化されている巨人。
初登場時には、クラウチングスタートからの見事なタックルで、ウォール・マリアを突破。
全身硬質化以外にずば抜けた能力はありませんが、なにせ操るのがライナーなので、かなりの戦闘力を誇ります。
ですが、正体を明かしエレンを連れ去ろうとした際には、エレンの巨人にうなじをそがれそうになるなど、あまり活躍場面は見られません。
女型の巨人
『進撃の巨人』6巻より画像引用
継承者:アニ
能力:近接格闘術、硬質化、叫び
アニが継承している、女のような姿の巨人。
「女型の巨人」を操るアニが近距離格闘術の達人であるため、「女型の巨人」も近距離格闘術に長けており、エレンの巨人を全く寄せ付けませんでした。
また、体の一部を硬質化することもできます。
巨大樹の森ではうなじを硬質化し、ウォール・シーナの王都では指を硬質化することで壁を登っていましたね。
そして、「始祖の巨人」や「獣の巨人」ほどではありませんが、一定範囲内の巨人を操ることができる「叫び」も使用可能。
マーレ政府曰く、かなり優秀な巨人だそう。
獣の巨人
『進撃の巨人』9巻より画像引用
継承者:ジーク
能力:投石、叫び
全身が毛で覆われた、約17mほどの巨人。
初登場時には調査兵団No.2のミケを倒し、多くの読者にトラウマを与えた張本人。
マーレ政府曰く「ただデカいだけ」の巨人ですが、正確無比な投石技術ゆえ、恐ろしい戦闘力を誇っています。
また、ジークの骨髄液を流し込むことでエルディア人を巨人化させたり、無垢の巨人を自在に操ることも可能です。
ただし、本来「獣の巨人」には巨人を操る能力はなく、それが可能なのはジークが王家の血を引いているから。
顎(あぎと)の巨人
『進撃の巨人』10巻より画像引用
継承者:マルセル→ユミル→ガリアード
能力:顎、俊敏
強靭な顎が特徴的な小柄な巨人。
小柄で俊敏に動けることを武器に、戦場をピョンピョン飛び回り、持ち前の顎で敵を仕留めます。
マーレ政府曰く、かなり強襲に特化した巨人だそうです。
ユミルが操っていた際は、顎で巨人のうなじを削いでいましたね。
車力の巨人
『進撃の巨人』19巻より画像引用
継承者:ピーク
能力:持続力
用途に合わせた兵装が可能で、俊敏に動くことも可能な巨人。
そのため、顔に強力な防御マスクをつけて前線に突入することもあれば、敵の動きを偵察することもあります。
そしてなにより、持久力に長けており、2か月ほども巨人の姿のままでいられるというのが特徴。
また、「車力の巨人」を操るピークは状況判断に長けているので、「車力の巨人」を操るのにはぴったりな人物。
ジークがリヴァイにとどめを刺されそうになった際も、一瞬の隙をついてジークを助け出していました。
戦槌の巨人
継承者:不明
能力:不明
95話で名前が明らかになった、タイバー家が管理している9つ目の知性巨人。
95話の時点では、名前が判明しただけで、継承者や能力は一切不明。
ですが、長らく温存されていた最後の知性巨人なので、かなり強いのでは?と個人的には思っています。
ちなみに、「戦槌の巨人」については以前考察をしているので、こちらの記事を合わせてお読みください。
『進撃の巨人』考察!「戦槌の巨人」はやっぱりあいつ!?能力は?
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対戦成績
では、それぞれの巨人の能力を確認したうえで、対戦成績を確認していきましょう。
※「車力の巨人」と「顎の巨人」、そして「戦槌の巨人」については対戦成績はありません。
「進撃の巨人」vs「女型の巨人」→「女型の巨人」勝利
「進撃の巨人」vs「女型の巨人」→実質的に「女型の巨人」勝利(ただし、ミカサには負けた)
「進撃の巨人」vs「鎧の巨人」→「進撃の巨人」勝利
「進撃の巨人」vs「超大型巨人」→「超大型巨人」勝利(熱風で「進撃の巨人」を倒したため)
「進撃の巨人」vs「始祖の巨人」→「進撃の巨人」勝利
「鎧の巨人」vs「獣の巨人」→「獣の巨人」勝利
「進撃の巨人」vs「鎧の巨人」→「進撃の巨人」勝利
「進撃の巨人」vs「超大型巨人」→「超大型巨人」勝利(最終的にはエレンの勝ちですが、「超大型巨人」の一蹴りでやられているためこのような判定に)
対巨人戦だけを見ると、このような結果になります。
加えて、対リヴァイ戦を加えるとこのような結果になります。
「女型の巨人」vsリヴァイ→リヴァイ勝利
「獣の巨人」vsリヴァイ→リヴァイ勝利
では、最終的に対戦成績はどのようになっているのかをまとめます。
- 「進撃の巨人」3勝4負
- 「始祖の巨人」0勝1負
- 「女型の巨人」2勝1負
- 「超大型巨人」2勝0負
- 「鎧の巨人」0勝3負
- 「獣の巨人」1勝1負
- リヴァイ2勝0負
結果はこのようになりました(一応リヴァイのも載せておきましたが、彼は巨人ではなく化け物なのでスルーします)。
どの巨人が一番強いのか?
上記の対戦成績の勝ち数と負け数を考慮すると、一番強いのは「超大型巨人」になります。
そしてその次に強いのは、「女型の巨人」で、その次が「獣の巨人」です。
この2体の巨人は、リヴァイにしか負けておらず、対巨人戦では見事な戦闘力を発揮しています。
そしてその次が、エレンの「進撃の巨人」です。
ただし、「進撃の巨人」が負けているのは、エレンがまだ巨人の能力について疎かったためというのも考えられます。
実際、多少巨人化の力を扱えるようになってからは、「鎧の巨人」をボコボコにしていますね。
そして、下から2番目が「始祖の巨人」、そして最下位が「鎧の巨人」です。
「始祖の巨人」に関しては、そもそも「不戦の契り」があるため真価が発揮できないので、敗戦は当然とも言えるでしょう。
ただ、「鎧の巨人」は「進撃の巨人」と「獣の巨人」に一度も勝てていません。
実際、全身が硬質化されているというくらいしか、特徴、というより特技がないので、今後の伸びは厳しいですね。
最後に一応、順位を載せておきます。
1位:「超大型巨人」
2位:「女型の巨人」
3位:「獣の巨人」
4位:「進撃の巨人」
5位:「始祖の巨人」
6位:「鎧の巨人」
ランク外:「車力の巨人」、「顎の巨人」、「戦槌の巨人」
まとめ
『進撃の巨人』に出てくる9つの巨人の中で最も強いのは、現段階では「超大型巨人」です。
そしてその次が、「女型の巨人」で、次いで「獣の巨人」、「進撃の巨人」と続きます。
主人公が操る巨人が4位というのは、少し残念な気がしますが、最も対戦回数が多いので、このような結果になるのも当然ですね。
そして、5位が「始祖の巨人」で、6位が「鎧の巨人」です。
あれだけ初期から登場している「鎧の巨人」が最下位と言うのは、何も言えません(笑)。
今回はこのような結果になりましたが、私的には「戦槌の巨人」が一番強いのでは?と思っています。
おそらく、今後のストーリー展開で知性巨人を操る人が代わったり、新たな能力を開放するなどによって、強さには変動が出てくるはずです。
なので、現段階では「超大型巨人」が最強ということにしておきましょう。
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