別冊少年マガジンで大人気連載中の『進撃の巨人』。
先日96話が連載され、ライナーたちが壁の中に入り込む経緯が明らかになりました。
その話の過程で、タイバー家や始祖の巨人についても言及されています。
その記述を読んだ際に、始祖の巨人の能力が並外れて強いのではないかということを考えました。
そこで今回は、始祖の巨人の並外れて強いであろう能力について、徹底的に考察していきます。
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始祖の巨人の概要
始祖の巨人↓
『進撃の巨人』16巻より画像引用
継承者:ウーリ→フリーダ→グリシャ→エレン
始祖の巨人は代々レイス家によって引き継がれてきた、すべての巨人の大元になった巨人。
真価を発揮した場合、どんな武器よりも恐ろしい兵器になるであろう巨人でもあります。
初代レイス王が壁の中に入って以降、「不戦の契り」によって、レイス家が始祖の巨人を継承しても、真価を発揮できなくなってしまいました。
それを知ったグリシャは、壁が壊された日にフリーダから始祖の巨人を奪い、進撃の巨人とともに息子のエレンに継承させます。
なので、現在始祖の巨人の真価を発揮することはできない状況です。
ですが、エレンがフリッツ王家の血を引くダイナ巨人と接触した際に、始祖の巨人の力である「叫び」を使い、周囲の巨人を操っています。
とはいえ、始祖の巨人の真の能力はこんなものではないでしょう。
以下で、考察しながらみていきます。
能力1:すべての巨人、しいてはエルディア人を操れる
最初の能力は、すべての巨人、そしてエルディア人を操れるという能力です。
この能力は、エレンが「叫び」を発動させた時からわかっていた能力ですね。
そして、壁の中に入った人類(エルディア人)の記憶を改竄し、外の世界の記憶をなくしたのも始祖の巨人の能力です。
ですが、始祖の巨人の真の力はこの程度ではないでしょう。
おそらく、真価を発揮した場合、パラディ島だけでなく、マーレ本国にいるエルディア人をも操ることが可能なはず。
理由としては、王家の血を引いているとはいえ、たかだか獣の巨人であるジーク、ならびに女型の巨人でさえ巨人、つまりエルディア人を操れるので、始祖の巨人がたかだか数十人規模のエルディア人を操ることしかできないというのは、少しものさみしいからです。
なので、もし初代レイス王が「不戦の契り」を交わしていなかった場合、とっくにエルディア人が覇権を握る世界になっていたことでしょう。
このように、始祖の巨人の真価が発揮されたら、壁内外を問わず、すべてのエルディア人を操ることができるはずです。
能力2:壁の中の巨人を目覚めさせる
次に挙げる能力は、壁の中で眠っている超大型の巨人を意のままに操れるという能力です。
この能力も、厳密にいえば上記の「叫び」の能力と近いでしょう。
96話のライナーたちの会話中で再度明らかになりましたが、始祖の巨人が一叫びするだけで、壁の中の巨人が目覚め、大地を踏み鳴らしながら進行してくるようです。
マーレの戦士として知性巨人を継承している彼らが震え上がるほど、この壁の中の巨人は相当恐ろしいということですね。
壁の中の巨人を目覚めさせることができるのは始祖の巨人だけのようなので、これも十分始祖の巨人の能力と言えるでしょう。
壁の中の巨人については以前考察したので、こちらの記事も合わせてお読みください。
『進撃の巨人』考察!結局壁の中の巨人は何なのか?
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能力3:羽根が生えている
3つめの能力は、ずばり羽根が生えているというもの。
ただしこれは、真価を発揮した状態の始祖の巨人です。
93話で、マーレの元帥がちらっと羽根が生えた巨人について言及しましたが、おそらく始祖の巨人がそれにあたります。
これまで登場した知性巨人の中には羽根が生えた巨人はもちろんいなかったですし、戦槌の巨人に羽根が生えているとも思えません。
そしてやはり、何と言っても「始祖」なので、作者としても他の巨人との差別化を図りたいはずです。
なので、すべての巨人の源である特別な巨人である始祖の巨人は、羽根が生えていてもおかしくはないですね。
まとめ
始祖の巨人は、すべてのエルディア人を操れる、壁の中の巨人を目覚めさせる、そして羽根が生えているという、並外れた能力をもっているという考察でした。
今回の考察は、少し無理やりすぎたり、証拠がなかったりと、信憑性に欠けるものになってしまいましたが、考察をするのはとても楽しかったです。
今後も『進撃の巨人』に関する考察は続けていくので、ぜひまた読んでいただけると幸いです。
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