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— Captain America (@CaptainAmerica) 2018年4月13日
2018年4月27日(金)より公開が始まった、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』。
2008年から続いてきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)も今年で10年目ということで、最高傑作になるのではと思い急いで劇場へ。
案の定、最高に面白かったのですが、それ以上に衝撃が大きく、喪失感が一気に押し寄せてきました。
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』は、これまでのMCU作品のような爽快でかっこいいヒーローたちの活躍が描かれていながら、同時に観客を絶望へも導く作品です。
そこで今回は、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の感想を述べていきます。
※記事の性質上、ネタバレを含みます。
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あらすじは?
最初に、簡単にあらすじを紹介しておきます。
サノスは全宇宙の人口を半分に減らすことをもくろみ、6つのインフィニティ・ストーンを集め始めます。
二つのインフィニティ・ストーンを抱える地球では、サノスの襲来に向けてアベンジャーズが再集結し、マインド・ストーンを持つヴィジョンを守る準備を開始。
一方、タイム・ストーンを守るドクター・ストレンジは、アイアンマンとスパイダーマンとともにサノスに奇襲を仕掛けることに。
MCUの命運を分けることになるインフィニティ・ストーンをめぐる戦いは、どのような結末へと向かうのでしょうか。
※インフィニティ・ストーンに関する記事はこちら↓
インフィニティ・ストーンの力や在り処を再確認!アメコミ情報
感想※ネタバレ注意
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』は、ヒーローたちがサノスとその軍勢に果敢に立ち向かうヒーロー映画のはずですが、ストーリーが進むごとに希望が絶望へと変わっていきます。
そもそも、インフィニティ・ストーンがまだ全然集まっていない状態でも、サノスが強すぎるのです。
『マイティ・ソー:バトルロイヤル』のエンドロール後、ソーたちアスガルドから脱出した船のもとに、サノスの船がやってきましたね。
その直後から始まった本編では、サノスはまだパワー・ストーンしか持っていませんでした。
ですが、パワー・ストーンの力を使うまでもなく、あのハルクを一瞬で倒してしまいます。
そして、片腕だけでロキの息の根を止め、スペース・ストーンを入手。
ストーリーの開始段階で、観客に絶望を与えたサノスは、ある意味今作の主役とも言えるかもしれません。
※サノスに関する記事はこちら↓
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』のサノスとは?能力や強さは?
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』には、総勢24名のヒーローが登場しましたが、それぞれのヒーローがしっかり活躍していました。
こんなにも多くのヒーローが出てくるとごたごたしてしまうのではと思いましたが、一切そんなことはありませんでした。
アイアンマンやスパイダーマン、ドクター・ストレンジ、そしてガーディアンズの一部メンバーがタイタンで活躍しつつ、ワカンダではヴィジョンを守るためにキャプテン・アメリカやブラックパンサー、そしてソーたちが活躍します。
また、グルートとバッキーの絡みがあったり、ソーとキャプテンの会話、グルートがキャプテンに自己紹介したりするなど、ユーモアのあるシーンもありました。
個人的には、オコエとブラック・ウィドウの共闘シーンがかっこよかったです。
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最強のサノスですが、正直何回かサノスに勝てそうなシーンはありましたよね。
特に、タイタンでのサノスへの奇襲攻撃は本当に惜しかったです。
マンティスの使い方が見事でしたね。
あのまんまインフィニティ・ガントレットを奪い取れていたら、まだまだヒーローたちに勝機はありました。
ただ、やはりヒーローも一人の人間であり、心を持ち合わせています。
ガモーラが亡くなったことを知ってしまったスター・ロードは、ガントレットがあと一歩で奪えるというときに、私情でみんなの邪魔をしてしまいました。
その結果、アイアンマンがやられかけ、結果タイム・ストーンがサノスの手に渡ってしまうことに。
とはいえ、、あれはスター・ロードがやらかしたというよりも、サノスが上手くスター・ロードを操ったとも言えます。
そして、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』で衝撃的だったのは、最後の結末です。
サノスを全ヒーローで足止めしている中、スカーレット・ウィッチはヴィジョンごとマインド・ストーンを破壊。
何とかマインド・ストーンをサノスに渡すことなく済んだと思いましたが、サノスはタイム・ストーンを使って破壊前のヴィジョンからマインド・ストーンを奪います。
そして、6つのインフィニティ・ストーンが揃い、指パッチンが炸裂し、全宇宙の人口がランダムに半減。
そのため、ヒーローたちからも半数以上の犠牲が出てしまいました。
本編中でもサノスの軍勢と勇敢に戦ってきたヒーローたちが、何の前触れもなく消えてしまうのです。
これまでヒーローが亡くなったのは、『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』のクイックシルバーだけだったので、今回の犠牲者の多さにはかなり驚きました。
※生き残ったヒーロー、亡くなったヒーローはこちらの記事にまとめておきました↓
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』生き残りキャラクター一覧(※ネタバレ注意)
まさに、MCUに絶望が襲来する終わりを迎えてしまいました。
とはいえ、またサノスとの戦いが繰り広げられるようなので、生き残ったヒーローたちでどのように戦うのか、また亡くなったヒーローはどうなるのか、次の『アベンジャーズ4(仮題)』に期待したいです。
まとめ
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』は、これまでのMCU作品の常識を覆す、かなり衝撃的な内容でした。
もちろん、ヒーローたちの活躍もかなり描かれていますが、それよりも絶望が大きく押し寄せます。
MCUを追いかけて来た者としては、喪失感が大きかったです。
とはいえ、2018年公開の映画の中では最高傑作の作品の一つだということは間違いありません。
ぜひ劇場に足を運んで、鑑賞してください。
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