MCU女性ヒーロー一覧(21作品『キャプテン・マーベル』まで)

2019年3月に公開が予定されている、『キャプテン・マーベル』

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の21作品目にして、始めて単独で女性ヒーローが主役になる映画です。

MCUにはこれまでかなりの数のヒーローが登場しましたが、女性ヒーローはかっこいいだけでなく、華があるため、より観客を引き付けてくれますね。

そこで今回は、これまでのMCU作品に登場した女性ヒーローたちをまとめていきます。

※対象作品は、『アイアンマン』から『キャプテン・マーベル』までの21作品とします。

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ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)

登場作品

  • 『アイアンマン2』(2010)
  • 『アベンジャーズ』(2012)
  • 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)
  • 『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
  • 『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』(2016)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:スカーレット・ヨハンソン

    MCUで最も有名、かつ一番人気の女性ヒーローと言えば、やはりブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)ですよね。

    登場作品数も、女性ヒーローで最多の6作品にも及びます。

    ソーやハルクのような超人的なパワーはもち合わせていないものの、オリンピック選手並みの運動能力をフルで生かした戦闘術、加えてスパイとして磨いてきたスキル、重火器や多様なギミックを使いこなし、他のアベンジャーズメンバーに何一つ引けを取らない活躍を見せています。

    実際、ロキが連れてきたチタウリやサノスの軍勢の四本腕の地球外生命体を相手にした際も、かなりの敵を倒しています。

    また、超一流のバレリーナでもありますね。

    MCU作品において、ブラック・ウィドウはキャプテン・アメリカと信頼関係が強く、共に行動することが多いです。

    ですが、『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』の際には、キャップとは反対の「ソコヴィア協定」賛成派へと回ってしまいました。

    また、ハルクことブルース・バナーとは恋仲です。

    ブラック・ウィドウといえば、作品ごとに髪型が異なるのも、ファンの間の楽しみですよね。

    個人的には、『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』のときのロングストレートが気に入っています。

    ちなみに、ブラック・ウィドウの単独映画の企画も、この記事を書いている段階では順調に進行中。

    シフ

    登場作品

  • 『マイティ・ソー』(2011)
  • 『マイティ・ソー:ダークワールド』(2013)
  • 『エージェント・オブ・シールド』(ゲスト出演)
  • 役者:ジェイミー・アレクサンダー

    アスガルドの女戦士で、ソーの幼馴染。

    密かにソーに思いを寄せています。

    非常に美しい女性であり、かつパワフルで強いキャラクターでもあります。

    実際、ロキが地球にデストロイヤーを送り込んだ際にも、ソーを守るため身を挺して戦っていました。

    もちろん、人間性も素晴らしい人物で、オーディンとしてはソーはシフと結婚してほしいようです。

    ペギー・カーター

    登場作品

  • 『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
  • 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)
  • 『エージェント・カーター』(2015-2016)
  • 役者:ヘイリー・アトウェル

    戦略化学予備軍(SSR)で働く女性エージェントで、「エージェント・カーター」というコードネームで活躍しています。

    一般的な戦闘技術を身に着けており、射撃の腕もそこそこ。

    超人血清投与のためにやってきたスティーブ・ロジャースと親しくなり、ストーリーが続くにつれて互いに愛し合うようになりました。

    しかし、スティーブが氷漬けになった後、他の男性と結婚し、幸せな家庭を築きます。

    そして、トニー・スタークの父親であるハワード・スタークらとともに、S.H.I.E.L.D(シールド)を創設しました。

    マリア・ヒル

    登場作品

  • 『アベンジャーズ』(2012)
  • 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)
  • 『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 『エージェント・オブ・シールド』
  • 役者:コビー・スマルダーズ

    マリア・ヒルは、アベンジャーズのメンバーのような超人的な能力は一切ありませんが、一般的な戦闘技術や射撃、ならびに情報収集能力など、エージェントとしては申し分ない能力を有しています。

    もちろん才色兼備な女性で、頭脳明晰、容姿端麗です。

    『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』の劇中では、ヒドラの手先であるストライクチームによって人目に付かないところに護送される際、キャプテン・アメリカやブラック・ウィドウの命を助けました。

    ニック・フューリーからの信頼も厚く、よく行動を共にしています。

    2018年公開の『アベンジャーズ4(仮題)』、および『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にも登場するとのこと。

    ガモーラ

    登場作品

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:ゾーイ・サルダナ

    宇宙をまたにかけるお調子者チームであるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員

    チームの中では、間違いなく一番まともなメンバーです。

    同チームのメンバーであるスター・ロード(ピーター・クイル)とは、お互い口に出しはしないものの、愛し合っています。

    もともとは貧しいながらも母親と幸せに暮らしていましたが、サノスの軍勢が星を攻めてきた際に、サノスに拾われ、娘として育てられます。

    サノスに育てられただけあって、銀河一の暗殺者と言われるようになりました。

    実際、戦闘スキルは折り紙付きで、特に刀の扱いに長けています

    また、ソウル・ストーンのありかを唯一発見した人物でもあり、長い間サノスのインフィニティ・ストーン奪取を阻止していました。

    ネビュラ

    登場作品

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:カレン・ギラン

    ガモーラ同様、サノスの義理の娘として育てられてきたネビュラは、かなり高い戦闘能力を誇っています。

    また、体中さまざまな機械が詰め込まれており、一部が壊れた際には修復も可能。

    ただし、ネビュラは体を機械に代えられたことを非常に根に持っており、その原因を作ったサノスとガモーラを恨んでいました

    ガモーラとは惑星エゴで死闘を繰り広げた後に和解しましたが、サノスへの怒りは収まることがなく、一人でサノスを倒しに行きます。

    結果的に、サノスを倒すことはできませんでしたが、サノス曰く「危ないところだった」とのこと。

    タイタンでアイアンマンやドクター・ストレンジがサノスと戦っていた際には、アベンジャーズ側についてサノスと戦いました。

    ちなみに、サノスはガモーラを娘として愛していましたが、ネビュラのことはそんなに愛していません。

    シャロン・カーター

    登場作品

  • 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)
  • 『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』(2016)
  • 役者:エミリー・ヴァンキャンプ

    シールド創設者で、叔母にあたるあるペギー・カーター同様、シャロン・カーターもシールドのエージェントとして活躍しています。

    コードネームは、「エージェン13」です。

    一般的な戦闘能力、及び重火器の扱いはもちろんですが、かなり信頼される人物でもあり、ニック・フューリーから直々にキャプテン・アメリカの様子を見守るように頼まれていました。

    また、精神的にも非常に強い女性で、ストライクチームがヘリキャリアを強制的に発信させようとした際には、ラムロウ(クロスボーンズ)相手に立ち向かいます。

    さらに、ウィンター・ソルジャーが再度洗脳された際には、ウィンター・ソルジャー逃亡を阻止するために、ヒーローたちとともに戦闘に参加。

    キャプテン・アメリカとは両想いで、良い感じになりました。

    スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)


    引用元:https://twitter.com/MarvelStudios/status/981607403803222016

    登場作品

  • 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)※本編後カメオ出演
  • 『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
  • 『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』(2016)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:エリザベス・オルセン

    もともとは、アイアンマンことトニー・スタークへの恨みから、弟のクイック・シルバー(ピエトロ・マキシモフ)とともに、バロン・フォン・ストラッカーの改造人間計画に参加。

    それにより、インフィニティ・ストーンの一つであるマインド・ストーンから力を授けられます。

    『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』では、最初はウルトロンとともにアベンジャーズを倒そうとしますが、ウルトロンの真の目的を知ってからは、アベンジャーズと行動を共にします。

    『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』以降は、正式にアベンジャーズに参加し、キャプテン・アメリカに世話を焼いてもらっていました。

    そんなスカーレット・ウィッチの能力は、テレキネシス(あらゆる物体を操作)、及び心理操作と、まさにウィッチの名にふさわしいものです。

    心理操作に至っては、あの屈強なアベンジャーズのメンバーを一時的に戦闘不能にするほど。

    テレキネシス能力も経験を積むごとにかなり強化され、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』ではヴィジョンを守り切り、かつワカンダではブラック・ウィドウやオコエをはじめ、多くの味方を助けました。

    ヴィジョンとは『シビルウォー:キャプテン・アメリカ』では敵対したものの、その後は良い関係を築いています。

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    ワスプ(ホープ・ヴァン・ダイン)

    登場作品

  • 『アントマン』(2015)
  • 『アントマン&ワスプ』(2018)
  • 役者:エヴァンジェン・リリー

    少しおっちょこちょいで頼りがいがないアントマン(スコット・ラング)に対し、何もかもが完ぺきなのがワスプ(ホープ・ヴァン・ダイン)

    『アントマン』の際はワスプとしての活躍はありませんでしたが、『アントマン&ワスプ』で正式にヒーローデビュー。

    もともと趣味で格闘術を身に着けており、加えてアントマンのように体を縮小させて、敵と戦います。

    また、アントマンはアリに乗って飛びますが、ワスプはスーツに羽がついているため、自力での飛行も可能です。

    アントマンとのダブル主演という形ではありますが、MCUでは実質的に始めて主役となった女性ヒーローということになります。

    エンシェント・ワン

    登場作品

  • 『ドクター・ストレンジ』(2017)
  • 役者:ティルダ・スウィントン

    カマー・タージの「至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)」で、ドクター・ストレンジやモルド、カエシリウスの指導者。

    あらゆる魔術にたけており、1人でカエシリウス含む多数の敵を相手に、互角以上の戦いを見せていました。

    ですが、その力の根源にはダークディメンションから得たものもあり、モルドから信頼を失ってしまいます。

    カエシリウスとの戦闘によって落下し、ストレンジの治療もむなしく、亡くなってしまいました。

    マンティス

    登場作品

  • 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:ポム・クレメンティーフ

    マンティスは、長らくスター・ロードの父親であるエゴの下で暮らしていましたが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがエゴと戦う際には、彼らに協力しました。

    それ以降、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーとして活動しています。

    マンティスはテレパシー能力を有しており、触った者の気持ちを感じることができます。

    その能力は非常に汎用性に富んでおり、かつなかなかに強力です。

    実際、惑星そのものであるエゴを抑え込むことができ、またあのサノスでさえ戦闘不能にさせることができていました。

    ちなみに、原作コミックスでは格闘技の達人でもありますが、MCUではそのような描写は見られません。

    ヴァルキリー

    登場作品

  • 『マイティ・ソー:バトルロイヤル』(2017)
  • 役者:テッサ・トンプソン

    ヴァルキリーは、アスガルドが誇る最強の女戦士隊の一員でありましたが、ヘラとの戦いにおいて、彼女以外の戦士たちが全滅。

    その忌まわしい過去を忘れるため、惑星サカールで剣闘士を売って金を手にし、飲んだくれて生活していました。

    しかし、ヘラの復活に伴いアスガルドに危機が迫ったことを知った彼女は、ソーとハルク、ロキとともに「リベンジャーズ」としてヘラに戦いを挑みます。

    そんなヴァルキリーですが、アスガルドの戦士たいということだけあって、戦闘スキルはかなりのもの。

    特に、刀を使用した近距離格闘術に長けており、ヘラの手下を余裕で倒していました。

    『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の冒頭では、ロキとヘイムダルがサノスの攻撃によって亡くなりましたが、ヴァルキリーについては安否不明。

    この時点でのヴァルキリーの安否は、ファンの間でもかなり話題になっています。

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    オコエ

    登場作品

  • 『ブラックパンサー』(2018)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:ダナイ・グリラ

    ワカンダが誇る最強の女戦士隊「ドーラ・ミラージュ」の隊長であるオコエは、あらゆる格闘技に長けており、ワカンダの技術で作られたハイテク機器を使いこなします。

    国王であるブラックパンサー(ティ・チャラ)のボディーガードでもあるため、国外への任務にも同行。

    『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』では、ブラック・ウィドウやスカーレット・ウィッチとともに、ブラック・オーダー相手に善戦をみせました。

    サノスの指パッチンでも生き残るという、運の良いキャラクターでもあります。

    シュリ

    登場作品

  • 『ブラックパンサー』(2018)
  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
  • 役者:レティーシャ・ライト

    ワカンダ国王ティ・チャラの年の離れた妹。

    天才的な頭脳をもっており、ワカンダの技術開発チームのトップとして、ブラックパンサースーツをはじめとする、さまざまな最先端技術を開発しています。

    ブルース・バナーとの科学分野の話ができるので、シュリの科学的知識は相当のものと見てとれるでしょう。

    敵がとの交戦に際しては、両腕にビームを放てる武器を身に着け、積極的に戦います。

    ナキア

    登場作品

  • 『ブラックパンサー』(2018)
  • 役者:ルピタ・ニョンゴ

    ティ・チャラの幼馴染、かつ恋人であるナキアは、世界をまたにかけるスパイとして活躍しています。

    もとは、オコエ同様ドーラ・ミラージュの戦士隊に所属していました。

    前国王であるティ・チャカが亡くなるまで、世界を転々とし活動しており、ワカンダの誇る技術を世界に分け与えることを望むようになります。

    キャプテン・マーベル(キャロル・ダンバース)

    登場作品

  • 『キャプテン・マーベル』(2019)
  • 『アベンジャーズ4(仮題)』(2019)
  • 役者:ブリー・ラーソン

    2019年に公開される、『キャプテン・マーベル』、及び『アベンジャーズ4(仮題)』へ登場が決定している女性ヒーロー。

    人間とクリー人のハイブリッドで、超人的なパワーを有しており、飛行も可能。

    さらに、あらゆるエネルギーを吸収し、自分のパワーに変えることもできます。

    サノスとの再戦にあたっては、アベンジャーズにとってかなり強力な助っ人になること間違いなしです。

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