大人気連載中の『進撃の巨人』。
マーレに対して宣戦布告し、いよいよ全面戦争へと突入しようとしている本作ですが、ついにパラディ島内でもいざこざが起こり始めました。
始祖の巨人を有するエレン・イェーガーと獣の巨人のジーク・イェーガーが手を組み、「地鳴らし」を発動しようと画策しているのです。
このエレンとジーク、そしてそれに追従する者たちは「イェーガー派」と呼ばれ、パラディ島内の兵団たちと敵対関係になってしまいました。
そこで今回は、かなり過激派である「イェーガー派」の真の目的について考察していきます。
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「イェーガー派」のメンバー
現段階で、「イェーガー派」のメンバーは100人を超えています。
「イェーガー派」は、始祖の巨人を有するエレンこそがエルディアの希望であり、「地鳴らし」を起こすことがエルディア人を守ることにつながると考えています。
「イェーガー派」は兵団内に多く潜んでいるということなので、実際は100人以上の大きな規模だと考えていいでしょう。
ちなみに、「イェーガー派」はエレンを神格化しているようで、浸水しているようにも思えます。
そんな「イェーガー派」の名前がわかっているメンバーは、以下の通りです。
- エレン・イェーガー
- ジーク・イェーガー
- イェレナ
- フロック・フォルスター
- ホルガー
- ヴィム
- ルイーゼ
- グリーズ
基本的に、「イェーガー派」はエレンとあまり親しくない、新兵を中心としたメンバーで構成されています。
その理由を、次で考えていきましょう。
ミカサやアルミンを「イェーガー派」に入れないわけ
普通に考えると、これまで行動を共にしてきたミカサやアルミン、ジャンやコニー、そしてリヴァイとハンジさんに協力を依頼したほうが、万事うまくいくように思えます。
ですが、エレンはあえてこれらの親しい人物を、「イェーガー派」に引き入れていません。
むしろ、エレンはアッカーマン家の生い立ちをミカサに話すことでミカサを傷つけ、同時にアルミンのことも深く傷つけていました。
なぜこんなことをしたのかですが、おそらくエレンはあえて嫌われるようなことを言ったのでしょう。
エレンは仲間想いだからこそ、これまで一緒に戦ってきた仲間たちを、あえて仲間に引き入れないようにしているのだと思います。
特に、ミカサやアルミンはエレンがどんなことをしようとしても、必ず一緒に行くというはずです。
それを避けるために、心を鬼にして彼らとの絆を断ち切ろうとしたのではないでしょうか。
ということは、これからエレン達「イェーガー派」がしようとしていることは、本当に命を失うことを前提としていると考えることができます。
では、「イェーガー派」の真の目的は何か考えていきましょう。
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「イェーガー派」の真の目的は?
現段階の表面的な「イェーガー派」の目的は、エレンとジークを引き合わせて「地鳴らし」を起こすこと。
そのために「イェーガー派」が行ってきたことは、以下の通りです。
- エレンが独断でマーレを奇襲し、戦鎚の巨人を奪う
- エレンが懲罰房に入れられているということを一般人に広める
- ザックレー総統の命を奪う
- 憲兵の上官が飲むワインに、ジークの脊髄液を仕込んでおく
このように、かなり過激な行動をする「イェーガー派」の真の目的は何なのでしょうか。
一つ考えられるのは、世界にエレンとジークの二人と「イェーガー派」の少ない人数だけを敵視させることで、攻撃対象を「イェーガー派」だけに絞らせること。
そしておそらく、「イェーガー派」だけでマーレと戦おうとしているのではないでしょうか。
エレンはこれまで、巨人の力をもつ自分のために、多くの人々が犠牲になってきたという、非常に苦い経験をしています。
同じくジークも、エルディア復権派やパラディ島にいるエルディア人たち、そして自分の両親をも犠牲にして、エルディアのために戦ってきました。
つまり、これ以上自分たちのために人が亡くなることを望んでいないということです。
そうすると、エレンがミカサやアルミンたちを「イェーガー派」に引き入れなかったという点とも合点します。
あるいは、エレンとジークでなければできないことがあるのかもしれません。
いずれにしろ、「イェーガー派」が「地鳴らし」を起こして世界と戦おうとしていることは、疑いようがありません。
まとめ
現段階で考えられるのは、「イェーガー派」は命を懸けて世界と戦おうとしているということです。
なので、エレンは親しい人物たちを仲間に引き入れなかったのでしょう。
さまざまな人物の思惑が交錯し、さらに面白い展開になってきた『進撃の巨人』。
今後の展開に期待しましょう。
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コードギアスR2と似た目的ですね
世界の憎しみを自分に集め、自分が去ることで平和をもたらそうとする