『神様になった日』考察!佐藤ひなの正体は?世界の終わりとは?

絶賛放送中の大人気アニメ『神様になった日』

『Angel Beats!』と『Charlotte(シャーロット)』に続く麻枝准×Key×P.A.WORKSの作品ということで、放送前からかなり注目されていました。

『神様になった日』は、主人公成神陽太(CV:花江夏樹)の前に、自称神の佐藤ひな(CV:佐倉綾音)が現れて「世界の終わり」を宣言するという展開から物語が始まりました。

そんな『神様になった日』ですが、第8話の放送を観て、これまで謎に包まれていたひなの過去について少し明らかになりました。

そこで今回は、『神様になった日』の佐藤ひなの正体や世界の終わりについて考察していこうと思います。

※この考察は、『神様になった日』第8話終了時点でのものになります。

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佐藤ひなについて

自称神を名乗って陽太の目の前に現れたひな。

キテレツな格好をしており、神を名乗るだけあって老人のような口調でしゃべります。

ですが、性格は子供らしく活発でわがままという、普通の可愛らしい女の子です。

その一方で、陽太の前であらゆる未来を予測し、本当の神のように予想を的中させてきました。

なので、何か特殊な能力を持っているように感じてしまいます。

ですが、第8話でひなの過去が少し明らかになりました。

ひなは普通の人間で、それどころかロゴス症候群という病を患っていたのです。

陽太の前に現れたのも必然のことで、陽太の両親はひなのおじいさんである興梠修一郎に恩があるようでした。

ひなの正体は?

上記で、ざっとひなについてまとめました。

ではここから、ひなの正体について考察していきましょう。

正体と大げさに表現しましたが、第8話で明らかになったように、正体は普通の人間の女の子です。

そうなると気になるのは、ひながなぜ未来を予測できるのかということ。

それを考察するために、これまでのエピソードで出てきたことを順を追ってまとめていきます。

まず、ひなを引き取ってくれた興梠修一郎ですが、彼が行っていた研究は自然免疫系の研究。

これは、興梠博士を追っている鈴木少年たちの調査の中で明らかになっています。

そして、第8話で明らかになった、ひながロゴス症候群にかかって脳が委縮していき、体を動かすことができなかったという事実。

それにも関わらずひなが元気に動いているということから、興梠博士はロゴス症候群の治療法を知っていたということがわかりますね。

ですが、興梠博士の治療はそれ以上のものをもたらしたのだと思います。

要するに、脳の萎縮を止めるだけでなく、脳を飛躍的に活性化させるところまで研究が進んでいたということです。

そして、脳が活性化したひなは、あらゆる事態を予測することができるようになったのでしょう。

例えば、第1話で競馬の着順を当てていましたが、この時に「馬の体力に余力がある」と述べていました。

また、野球部との試合の際には、何球目にどのコースにどんな球がくるか当てていました。

つまり、ひなは動物や人の動きやしぐさを観察することで、その後どのような展開になるのか予測ができているのでしょう。

実際、陽太が伊座並さんのことが好きだということを一瞬で見抜いていましたし。(あれは誰でもわかりそうですが…)

人の行動が予測できるのであれば、雨が降るという予測や麻雀で勝利するということは造作もないことなのでしょう。

ですが、感情的になって冷静さを欠いている場合やその物事に対して知識がない場合は、その予測ができないのでしょう。

上記で紹介した野球の際は、ストライク3回でアウトになるという知らなかったため、ボールの予測ができても陽太を勝たせることはできませんでした。

また、冷凍トラックに閉じ込められた際は、少し怒っており、かつ冷凍トラックを知らなかったために、その後扉が閉められてしまうということがわからなかったのでしょう。

まとめると、ひなは普通の女の子ですが、脳が非常に発達しており、人や物事のあらゆる情報を読み取ることができ、そこから一瞬で最適解を導き出すことで未来を予測しているということになります。

ですがおそらく、このひなの脳の活性化は一時的なもので、ひなの父親が言っていたように、ひなはまた歩くことすらできなくなってしまうと思います。

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世界の終わりについて

ではここから、ひなが述べている「世界の終わり」について考察していきます。

第1話のひな曰く、「人類の愚かな選択によって世界が終わる」とのこと。

ちなみに、第8話終了時点で世界の終わりまで残り4日です。

この世界の終わりですが、鈴木少年たちが行動裏で行動していることから、興梠博士の行っている研究にが関わっているのは間違いがありません。

そして、その興梠博士の研究の集大成ともいえるべきなのは、ロゴス症候群から回復し、あらゆる物事を予測することができるに至ったひなの脳。

つまり、ひなが世界の終わりと大いに関係があるということになります。

この世界の終わりですが、いくつか考えることができます。

まず最初に考え付くのは、「ひなにとっての」世界の終わりです。

興梠博士の用意周到さから考えるに、自分の研究、ないしはひなが狙われることになるのは予測がついていたのでしょう。

ひなもそのことは自覚しており、逃げ切れてもせいぜい一か月ほどだとわかっており、捕まって犠牲になってしまうという意味で世界の終わりと言っている。

捕まってしまえば、研究のために犠牲になることは想像に難くないです。

そういう意味での「ひなにとっての」世界の終わりということになります。

または、興梠博士の研究でひなは脳の萎縮が止まり動けるようになったが、それはあくまで一時的なものであるということ。

つまり、夏休みの終わりの日がひなの「動くことができる期限」ということです。

ですが、単純にひなの事情だけであるのなら、鈴木少年たちが興梠博士の研究を追うことの意味が分からなくなりストーリーがぶれてしまうの、この線は可能性が低いです。

ここまでは、「ひなにとっての」世界の終わりという点で考察しました。

ですが、裏で組織が動いている以上、文字通り「本当に」世界が終わると考えるのが自然なことです。

ここで、今一度改めて考察材料を思い返しましょう。

大きな材料は、「世界の終わりまで残り4日」、「免疫系の研究をしていた興梠博士の研究成果であるひな」、「人類の愚かな選択で世界が滅ぶ」あたりですかね。

仮にですが、ひなを捕まえて研究結果を得られたとして、残り4日で突発的に世界が終わるようなことになるのでしょうか。

ロゴス症候群を治す治療薬をミサイルに乗せて、世界中に飛ばして人の脳を一時的に活性化させ、その後脳が一気に衰退化し人間は滅びる。

このレベルのことが起こらないと、世界の終わりにはならないでしょう。

なので、発想を変えましょう。

現状、ひなを追っている組織は非常に怪しい組織ですが、彼らが人類を救うために興梠博士の研究を追っているのだとしたら、視点は一気に変わってきます。

もっと言うのであれば、ひなの犠牲で世界が救われると考えましょう。

そうなると、「人類の愚かな選択」をすることになるのは陽太たちということになりますね。

なぜなら、絶対にひなを助けようとするからです。

「ひなを助ける=世界が滅ぶ」だとしても陽太はひなを助けるでしょう。

第8話時点でできる考察はこんなところでしょうか。

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