人情、優雅、自然美など、日本ではあまり味わうことができない感覚を味わうことができる地域、それこそが中南米(ラテンアメリカ)。
日本人にとってあまりなじみがない地域だとは思いますが、中南米は全部で33か国もあります。
そんな中南米の国々を、私は9か国訪れました。
ペルー、ボリビア、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ベリーズ、キューバ、コスタリカの9か国です。
ペルーのマチュピチュ↓
メキシコのカンクン↓
グアテマラのティカル遺跡↓
私のように中南米が好き、もしくは中南米に興味があるため行ってみたいと思っている人もいるでしょう。
私としては、何もかもが日本とはかけ離れているので、一度中南米を訪れてみることをおすすめしますが、同時に注意してもらいたいこともいくつかあります。
そこで今回は、中南米旅行に際して気を付けてほしいことについて、注意点という形でまとめておきます。
中南米旅行を考えている人は、少しでもいいので参考にしてください。
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注意点1:治安
中南米旅行の際に私が最も気を付けているのは、治安関連です。
外務省の海外安全ホームページを参考にしていただけるとわかりやすいのですが、中南米の多くの地域は、危険地域に指定されています。
中南米の治安が安定しない原因は、主に2つです。
1つめは、貧困ゆえに起こる盗難。
一般的に、旅行者は現金を持ち歩いているので、その現金を狙ったスリや置き引きの被害にあう可能性があります。
特に日本人はスリや置き引きをしやすいと思われているので、しっかり周りに注意しましょう。
ただスリや置き引きにあうだけならまだしも、銃器や刃物で脅される、最悪の場合は強力な薬を嗅がされたり、発砲されたりなど、命にかかわる事件に巻き込まれてしまうことも。
もしスラム街に入ってしまったりしたら、このような危険な目に合う確率もかなり上がってしまいます。
もし命が危ないような被害にあった場合は、一切抵抗せずに、相手の要求通りに動きましょう。
そして、治安を悪化させるもう一つの原因は、麻薬取引です。
この麻薬取引を巡って、中南米、特に中米やコロンビアでは銃撃戦が相次ぎ、一般人が犠牲になるということが起こっています。
その一般人の犠牲者に旅行者が含まれるということも、なきにしもありません。
治安面で大切なことは、常に周りをよく見て、怪しい人物はいないか、自分がいる周りの建物の雰囲気はどうなのか、しっかりと確認することです。
スラム街には入らないようにし、できるだけ人通りが多いところを好んで歩くように心がけましょう。
そして、できるだけ夜間の外出を避けることも大切です。
注意点2:交通マナー
単刀直入に言うと、中南米のどの地域も交通マナーが劣悪です。
中南米は、日本とは違い車優先社会なので、歩行者がいるからスピードを落とすなどの配慮はしてくれません。
一方で、歩行者も赤信号でも平気で渡ります。
初めて中南米で交通マナーを見たとき、日本の交通マナーの良さに心から感動しました(笑)。
なので、中南米に行った際は、車が優先だということを頭に入れておき、現地の人のまねをして信号無視をしないように気をつけましょう。
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注意点3:トイレ事情
中南米のトイレは、トイレットペーパーを流すことができません。
中南米のトイレは水圧が弱く、トイレットペーパーを流してしまうと、トイレットペーパーが水にとけず、トイレを詰まらせる原因になってしまいます。
なので、男女問わずトイレには備え付けのごみ箱があるので、トイレットペーパーはそこに捨てるようにしましょう。
ちなみに、ペルーに行った際、アンデス山脈の4000mあたりにあったトイレでは、バケツの水でトイレを流すという、超原始的なトイレの流し方をしていました。
また、中南米のトイレには、トイレットペーパーがついていないということが頻繁にあります。
なので、中南米旅行に行く際は、ぜひともアルコール消毒付きのウェットティッシュを持参しましょう。
そうすることで、もしトイレットペーパーがなかったとしても、問題なく用を足すことができます。
中南米旅行ではウェットティッシュが役立つこと間違いなしです!
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まとめ
今回は中南米旅行の注意点として、治安、交通マナー、そしてトイレ事情について紹介しました。
特に治安に関しては、思っている以上に注意を払っておくことを推奨します。
何か危険な目に合うと、それだけで楽しい旅行がパァになってしまいますし、何よりも大切なのはやはり命。
なので、交通マナーにもしっかり気をつけましょう。
そして、トイレに行くときはウェットティッシュの持参を忘れずに(笑)。
今後も、中南米に関する記事を書いていきます。
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