100話に近づいてきた『進撃の巨人』。
物語の初期の段階から数々の伏線が張られており、単純に巨人vs人間という構図ではなくなりました。
そんな『進撃の巨人』も物語が進むにつれて、いくつかの伏線が回収されましたね。
とはいえ、『進撃の巨人』ではまだまだ解明していない伏線もありますが、本編で明らかになっていないがわかることがいくつかあります。
そこで今回は、このような本編では明らにされていないがわかることを紹介していきます。
※本編で明らかになっていないので、あくまで私の考察の範囲内です。
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その1:アルレルト家は壁外人?
最初は、アルレルト家は壁外人だということです。
子供のころのアルミンはおじいちゃんが隠し持っていた本を読んで、壁外に海や砂漠などがあることを知り、エレンに話していましたね。
ですが壁内では、中央憲兵の厳しい管理の元、壁外に関する情報は統制されており、一般の人々には広がらないようにされていました。
それにもかかわらず、壁外の情報が記されている本を所有しているということは、ずっと壁内で生活していた場合、ありえないことです。
実際、『進撃の巨人』のストーリー上で、壁外に関する情報が記されている本を持っているのは、レイス家や中央憲兵を除けば、エレンの父グリシャとアルミンのおじいちゃんくらい。
このように考えると、アルレルト家はただ壁内で暮らしている一家ではなく、壁外について何か知っていた一家ではないかと考察できます。
いずれにしろ、アルミンは超大型巨人を継承したので、前任者の記憶などからさまざまなマーレ事情を知ることができますね。
ちなみに、以前アルミンに関してこのような考察をしました。
『進撃の巨人』考察!アルミンはタイバー家の血筋!?
その2:巨人が人間を食べる理由
巨人が人間を食べる理由も、はっきりとしたことは本編では明らかにされていません。
ですがこの点に関しては、本編から考察することができます。
ずばり巨人が人間を食べるのは、無意識のうちに人間に戻りたいと願っているからではないでしょうか。
無垢の巨人が意思を持った人間に戻ることができる条件は、9つの巨人を継承している人間を食べる、具体的にはその人間の脊髄液を取り込むことですね。
つまり、無垢の巨人はこの巨人継承者を無意識のうちに探し、手あたり次第人間を食べているのです。
一方本編で、巨人は何も食べなくても生きていける、また人間以外の生き物は食べないということが明かされています。
ということは、巨人は理由があって人間を食べなければならないということですね。
だとしたら、やはり人間に戻りたいからというのが、巨人が人間を食べる最たる理由でしょう。
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クルーガーさんはエレン!
マーレ編が始めってからたびたび登場していた腕章が逆の男。
第97話では、この腕章が逆の男に焦点が当てられており、名前がクルーガーということがわかり、顔も公開されましたね。
顔を見た感じ、少し年をとったエレンだと思いました。
特に、目は昔のエレンとほとんど変わっていなかったので、あのクルーガーさんは、ほぼ間違いなくエレン本人でしょう。
だとしたら、なぜエレンはマーレ本国、それも傷を負った状態で収容所にいるのでしょうか。
そもそもエレンは、なぜマーレに潜入したのでしょう。
この点に関しては、また今後の記事で考察していきます。
まとめ
今回は、『進撃の巨人』本編では明らかになっていないがわかることを考察しました。
考察内容は、アルレルト家は壁外人、巨人が人間を食べる理由、そしてクルーガーさんはエレンだというものです。
どれもそれぞれ、現段階では本編で明かされてないので、考察というかたちになります。
もしかすると、今後のストーリーで明らかになることもあるでしょう。
また考察できることがあれば、逐一考察をしていきます。
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