実に1か月ぶりの記事更新になります。
ここ一か月は『モンスターハンター:ワールド』のし過ぎで、ブログはそっちのけでした(笑)。
とはいえ、今回は3月1日(木)より公開が始まった『ブラックパンサー』を観てきたので、記事を更新しないわけにはいきません。
2018年のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)第1作目にして、4月27日(金)公開の『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』へと続く話ということで、かなり期待して観に行きました。
結論から言うと、期待以上の面白さで、2時間ほどがあっという間。
もちろん、パンフレットも購入しましたよ。
『ブラックパンサー』パンフレット↓
では、感想を述べていきます。
※本記事の性質上、ネタバレを含みます。
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あらすじ
『キャプテン・アメリカ:シビルウォー』の後、正式に超文明国ワカンダの王位を継ぐことになったブラックパンサーことティ・チャラ。
王位継承の儀式を終え王になったティ・チャラの元に、亡くなった父の敵であるユリシーズ・クロウがヴィブラニウムを手に入れたという報告が舞い込んできます。
新品のスーツを纏ってユリシーズ・クロウを追い詰めたブラックパンサーですが、隙をついて逃げていくユリシーズ・クロウ。
そして、ワカンダとの因縁をもつエリック・キルモンガーが登場し、ワカンダは内乱の危機に陥ります。
若くして王位を継承したティ・チャラは、国王として、ヒーローとして、どのような決断をするのでしょうか。
怒涛のアクションとティ・チャラの成長が描かれる、MCUの最新作です。
感想※ネタバレ注意
一瞬たりとも目が離せない『ブラックパンサー』。
私の感想の主軸は以下の通りです。
- ブラックパンサーのスーツがかっこいい
- 女性キャラの活躍
- 国王とヒーローの葛藤
- ワカンダが美しい
まず注目したいのは、今作で一新されたブラックパンサーのスーツ。
『キャプテン・アメリカ:シビルウォー』のブラックパンサーのスーツは、スパイダーマンやアイアンマンのスーツと同様、「着る」ものでした。
ですが今作のブラックパンサースーツは、一瞬で「纏う」ものへと変貌。
どういうことかというと、スーツの本体はネックレスのみで、ティ・チャラが変身したいと思ったときに、一瞬で纏うことができるのです。
最強の速着替えですよ(笑)。
そして、今作のスーツは自分が受けた衝撃を勝手に吸収し、その吸収した衝撃を攻撃として利用することができます。
持ち運びも楽になり、かつ戦闘能力が上昇した今作のスーツで戦うブラックパンサーは、本当にかっこよかったです。
ちなみに、このスーツを開発したのはティ・チャラの妹のシュリで、スーツ以外のさまざまな技術をも開発しています。
そして、個人的に良かったと思うのは、女性キャラクターが大活躍したことです。
これまでのMCU作品でも、ブラック・ウィドウやスカーレット・ウィッチ、マリア・ヒルなどが活躍してきました。
しかし『ブラックパンサー』では、女戦士部隊隊長のオコエ、ティ・チャラが思いを寄せるスパイのナキア、そして上記のシュリなど、ティ・チャラとともに活躍する人たちのほとんどが女性です。
オコエもナキアも、ブラックパンサーに劣らない活躍っぷりだったので、アクションシーンが華やかになるとともに、よりかっこよさが際立ちました。
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今作『ブラックパンサー』は、国王、そしてヒーローとして、ティ・チャラが成長していく物語でもありました。
国王でありながらヒーローというのは、思った以上に複雑な立場だと思います。
実際、ユリシーズ・クロウを追い詰めたティ・チャラはとどめを刺そうとしましたが、世界中にその光景が世界に放送されそうになり、国王という立場を重んじ、命を奪うのではなく逮捕しました。
そして物語の最後、非常に寛大で人に優しい性格のティ・チャラは、亡き父の過ちを知り、そして強敵エリック・キルモンガーとの死闘を経て、世界にワカンダの科学技術を提供することを決めます。
ヒーローブラックパンサーとしては、ヴィブラニウムの技術は自分だけのものにすべきですが、国王ティ・チャラは世界の現状を放っておくことができなかったのです。
国王とヒーローの両立は、根本的には相反するものなのでしょうね。
そして最後に、ワカンダが非常に美しい国であったというのも、個人的には気にいったポイントです。
ワカンダの何が美しいかというと、自然と文明技術が、お互いの良さを相殺することなく共存していたこと。
美しい自然に囲まれた中に、蝶文明国家が存在する。
この光景が絶妙に美しいです。
また、エリック・キルモンガーとの死闘のあとのワカンダの夕日のシーンは、本当に感動的でした。
ちなみに、私の予想だと『ブラックパンサー』でMCUにまだ登場していない最後のインフィニティ・ストーンであるソウル・ストーンが登場するかと思ったのですが登場しませんでした。
ということは、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』でサノスがじきじきに身に着けてくるのでしょうか。
まとめ
2018年のMCU第1作目の『ブラックパンサー』は、王道のヒーロー映画です。
アクションはもちろんながら、ストーリーや映像も見事なものでした。
ブラックパンサーとほかの登場人物たちも、かなりかっこよかったです。
4月27日(金)から公開される、『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』でのブラックパンサーの活躍にも期待しましょう。
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