春になると花粉症のせいで、常に鼻がムズムズするという人は、かなり多いのではないでしょうか。
鼻がムズムズすると、それだけで気分が滅入り、物事への集中力が低下してしまいますね。
そんな人におすすめしたいのが、今回取り上げる鼻うがいです。
鼻うがいとは文字通り、鼻でうがいをすることを言います。
とはいえ、普通に鼻に水を入れてしまうと、鼻がツーンと痛くなってしまいますね。
鼻うがいにも、しっかりとしたやり方があり、それによってあらゆる効果が期待できます。
そこで今回は、鼻うがいのやり方ともたらされる効果、そして鼻うがいの注意点について紹介していきます。
スポンサーリンク
鼻うがいのやり方は?
鼻うがいのやり方は、上記したように鼻でうがいをするだけです。
とはいえ、鼻うがいにはしっかりとしたやり方のコツがあるので、ここで取り上げていきます。
まず、鼻うがいに使うのは普通の水ではなく、生理食塩水、あるいは鼻うがい用の洗浄液を使ってください。
なぜかというと、普通の水で鼻うがいをしてしまうと、浸透圧の働きによって鼻が痛くなるからです。
そこで、人間の体液とほとんど同じ濃度である生理食塩水、あるいは鼻うがい用の洗浄液を使うことで、鼻の痛みを引き起こしにくくすることができます。
生理食塩水の作り方はとても簡単で、沸騰してカルキを抜いた2リットルの水に、大さじ一杯の塩を入れるだけ。
また、鼻うがい専用の洗浄液は、ドラッグストアで購入できます。
そして、実際に鼻うがいをする際には、片方の鼻の穴をおさえ、もう片方で液体を吸って、吸い込んだ穴からそのまま出すようにしてください。
片方ずつ行うのがポイントです。
もちろん、これでも十分な効果が期待できますが、なれてきたら頭を上に向けて吸い込んだ液体を口に移動させ、口から吐き出すようにしましょう。
この方法だと鼻の奥までしっかりと洗浄されるため、より鼻うがいの効果が期待できます。
最後に、鼻の中に残った液体を完全に出し切るために、ティッシュで鼻をかみましょう。
これで鼻うがいは完了です。
ちなみに、鼻うがいを終えたら、鼻の中がとても洗浄された気がし、非常に良い気分になります。
スポンサーリンク
鼻うがいの効果は?
鼻うがいの効果は、ずばり花粉症の症状の緩和。
花粉を吸い込むと鼻の中の粘膜に付着してしまい、結果花粉症の症状を引き起こします。
なので、鼻うがいをすることで、鼻の中に付着した花粉を洗い流すことで、花粉症の症状を緩和する効果があるのです。
加えて、同様の原理で鼻の中の風邪菌も洗い流せるので、鼻うがいは風邪対策にもなります。
また、鼻炎や蓄膿症も鼻の中の粘膜に細菌が感染することによって引き起こされるので、鼻うがいで細菌を流すことで、症状が軽くなるのです。
つまり、鼻うがいは花粉症や鼻炎、蓄膿症が引き起こす症状の緩和、同時に風邪対策という効果をもちあわせています。
このように、かなりメリットがある鼻うがいですが、同時に注意点もあるのでおさえておいてください。
鼻うがいの注意点は?
鼻うがいに関して注意すべきことは、鼻うがいは1日1回だけにするということ。
なぜなら、人間の鼻の中は非常にデリケートで粘膜が傷つきやすいので、液体といえど、何度も鼻の中に入れるべきではありません。
鼻の粘膜が傷ついてしまうと、逆に花粉症の症状の悪化を招くことになります。
なので、鼻うがいは1日1回だけにしましょう。
まとめ
花粉症の症状で悩んでいるという人は、ぜひとも鼻うがいを試してみてください。
鼻うがいをする際には、生理食塩水、もしくは鼻うがい用の液体を使うことをおすすめします。
ただし、鼻うがいはやりすぎると鼻の中を傷つけてしまうかもしれないので、1日1回だけにしておきましょう。
このように、今回は鼻うがいのやり方や効果、注意点を紹介しました。
今後も、生活に役立つような記事を書いていきます。
スポンサーリンク