ここ最近、雨の日にレインブーツ(ラバーブーツ)を履く人を多く見かけるようになってきました。
レインブーツは、雨の日に靴の中への浸水を防ぐという目的のものですが、最近では機能性に加え、見た目もオシャレなものが増えてきています。
レインブーツは、いまやオシャレアイテムの一つとも言えるでしょう。
そんなレインブーツですが、トラブルが起こりがちで、意外と長持ちしないというのが難点ですね。
ですが、レインブーツはお手入れ次第でトラブルを防ぎ、寿命を延ばすことができます。
そこで今回は、レインブーツのドラブルを防ぐお手入れ方法について紹介していきます。
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レインブーツの2つの素材
レインブーツについてみていく前に、まずはレインブーツに使われている2種類の素材について記しておきます。
レインブーツは、主に天然ゴムで作られているもの、あるいは合成ゴムで作られているものの2種類です。
天然ゴムはゴムの木から作られており、耐久性に優れており、傷がつきにくい素材です。
合成ゴムは樹液に石油を加えて作られたもので、着色に優れており、人体への悪影響も少ない素材になっています。
ちなみに、最も肝心な防水性に関しては、どちらの素材も優れているので安心してください。
レインブーツに起こりがちなトラブルは?
レインブーツに起こりがちなトラブルは、主にひび割れや硬化、黄ばみ(酸化)、そして臭いです。
以下でそれぞれを見ていきます。
ひび割れ
レインブーツの表面にできた傷を放っておくことで、その傷が徐々に広がっていき、最終的にひび割れ状態になってしまうこと。
硬化
天然ゴムにしろ合成ゴムにしろ、ラバー素材はもともと硬くなりやすい性質を持っているので、折りたたんでしまっておいたり、つぶれたままの状態で放っておくことで、硬化を助長してしまいます。
黄ばみ(酸化)
特に合成ゴム由来のレインブーツで起こりやすい現象で、酸化によって黄ばんだ汚れができてしまうこと。
レインブーツを洗剤で洗い、天日干しした際に起こりやすい現象です。
臭い
レインブーツは浸水を防ぐ機能が最優先なので、通気性にはあまり配慮されていません。
そのため、レインブーツの中の空気はあまり外に出ることはありません。
すると、レインブーツを履いている間に足が蒸れて汗をかきます。
その汗がレインブーツの中に流れ落ち、その汗を特に何もせず放っておくと、臭いの原因になってしまうのです。
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トラブルを避ける方法は?
レインブーツのトラブルを防ぐ方法は、レインブーツを履く前と履いた後に、簡単なお手入れをするだけ。
まずレインブーツを履く前に、市販されているレインブーツ用のスプレー缶のケア剤を、レインブーツに振りかけましょう。
そしてすぐに、振りかけたケア剤をふき取ってください。
これでレインブーツを履く前のお手入れは完了です。
そして、履いた後はレインブーツの表面を水洗いしてください。(※この際、洗剤を使ってしまうと上記したような黄ばみの原因になるので、洗剤は使用しないようにしましょう。)
加えて、レインブーツの内側には消臭スプレーをかけて、臭いを防ぎます。
これで履いた後のお手入れは完了です。
最後に、硬化を助長しないためにも、形が崩れないように保管しましょう。(できればブーツ用ハンガーを使いましょう。)
ちなみに、一般的なレインブーツの寿命は1年から2年程度ですが、このようなマメなお手入れをするだけで、1.5倍から2倍ほど寿命を延ばすことができます。
簡単なお手入れをするだけで倍近く寿命が延びるので、率先してレンブーツのお手入れを行ってください。
まとめ
今回は、レインブーツの素材や起こりがちなトラブル、そしてトラブルを防ぐお手入れ方法について紹介しました。
気に入ったレインブーツは極力長く使いたいものですよね。
お手入れ自体は非常に簡単なので、ぜひとも行ってみてください。
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