先日マーベル・スタジオによって発表された、今後のMCU作品のラインナップ。
『アントマン&ワスプ』や『キャプテン・マーベル』などの劇場公開作品、および『ロキ』や『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』などのディズニープラスで配信されるドラマシリーズについても、数々の作品が発表されました。
特に、ディズニープラスのドラマシリーズは魅力的な作品が多く、数々のヒーローがMCU参戦を果たすことがわかりましたね。
その作品の中の一つに、『シーハルク』がありました。
タイトルの通り、シーハルクというヒーローが活躍する話です。
この『シーハルク』の公開に先立ち、シーハルクというヒーローについて、正体や能力について紹介していこうと思います。
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シーハルクについて
@LarryGohn Do you mean She-Hulk? pic.twitter.com/Sq1Xnvk2fy
— Marvel Entertainment (@Marvel) January 28, 2016
では最初に、シーハルクについて説明していきます。
まず名前から察しがつくように、シーハルクはハルクの派生キャラクターです。
シーハルクの正体は、ジェニファー・ウォルターズという女性。
ハルクことブルース・バナーとはいとこ関係です。
初登場は『Savage She-Hulk(#1)』で、シーハルクの誕生が描かれます。
ジェニファーはハーバード大学を卒業し、弁護士として悪と戦っていました。
そんなジェニファーはニック・トラスクというギャングの事件を担当した際に、トラスクの手下に銃撃されてしまいます。
その際、ブルース・バナーに輸血してもらったことで、一命をとりとめました。
ですが、ブルース・バナーの血液を輸血したことによって、ジェニファーの体内ではガンマ線によるミューテーションが起こります。
結果、ジェニファーのもう一つの人格であるシーハルクが誕生しました。
シーハルクとなったジェニファーは、その能力を使って、アベンジャーズやヒーローズ・フォー・ハイヤー、ファンタスティック・フォーなどの名高いヒーローチームに加入し、直接的にも人々を守っています。
ちなみに、ジェニファーは読書が好きな控えめな性格ですが、シーハルクは陽気で社交的な性格というように、完全に人格が変わります。
シーハルクの能力は?
シーハルクの能力はガンマ線によるものなので、やはりハルク由来のものです。
シーハルクは超人的なパワー、耐久力を有し、ダメージを受けても短時間で回復します。
また、強靭な皮膚によって温度変化にも対応可能です。
シーハルクの特筆すべき点は、ハルクとは異なりジェニファーが自身の意志によってコントロールしているということ。
なので、基本的にハルクのように暴れまわって収拾がつかなくなるということはありません。
そしてもう一つ紹介しておくべきことは、シーハルクは「第四の壁」を超えてくるキャラクターであるということ。
「第四の壁」を超えてくるキャラクターとしては、デッドプールが有名ですよね。
シーハルクも自分がコミックの世界にいることを理解し、デッドプールほどではありませんが、「第四の壁」を超えてくるのです。
知的なキャラクターであるシーハルクが「第四の壁」を超えてくるのは、なかなか面白い設定だと思います。
MCUにおけるシーハルクは?
MCUにおけるシーハルクも、上述した生い立ちや能力で登場することになると思います。
作中にはマーク・ラファロ演じるブルース・バナーも登場するとのことなので、その可能性は高いでしょう。
シーハルクはタチアナ・マスラニーが演じ、『インクレディブル・ハルク』でアボミネーションを演じたティム・ロスも登場するとのこと。
かなり面白い作品になると思うので、配信開始を楽しみに待ちましょう。
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