大人気連載中の王道少年マンガ『ワンピース』。
海賊王を目指すルフィたちが、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求めて冒険する、バトル、ギャグ、そして感動ありの超大作です。
そんな大人気マンガ『ワンピース』の面白さを深めているのは、随所に張り巡らされた伏線。
ストーリーが進むたびに新たな謎が出てくるので、かなり『ワンピース』の世界に引き込まれてしまいますね。
そんな『ワンピース』の最大の謎ともいえるのが、世界政府がもみ消している「空白の100年」の歴史です。
この「空白の100年」には、「ある巨大な王国」が栄えていたということが明らかにされています。
また同様に、世界政府は「Dの意志」にも何かしらの危機感を抱いており、「空白の100年」との関連があるような気がしてなりません。
そこで今回は、「空白の100年」と「Dの意志」、そしてラフテルとの関連性について考察していきます。
スポンサーリンク
ラフテルの正体は?
今回の考察を進めるにあたって、まず最初にラフテルの正体を考えなければなりません。
ずばりラフテルの正体は、「空白の100年」に栄えていた「ある巨大な王国」そのものではないでしょうか。
この点に関しては、比較的簡単に考察ができます。
まず、グランドラインの終着点ラフテルに行ったことがあるのは、ゴール・D・ロジャーの海賊団だけです。
そして、その海賊団のNo.2だったレイリーが、「空白の100年」に起こったことすべてを知っていますね。
それはなぜかというと、ラフテルこそが「空白の100年」で消えてしまった「ある巨大な王国」があった場所だからではないでしょうか。
おそらく、その消えてしまった王国があったラフテルに行けば、考古学知識がない海賊たちでも、「空白の100年」の歴史を知るこことができるのでしょう。
このラフテル=「ある巨大な王国」説は、そんなに無理な考察ではないと思います。
「Dの意志」とは?
続いて「Dの意志」とは何なのか考えてみましょう。
私の考察では、ラフテルこと「ある巨大な王国」は、「空白の100年」の前はDがつく王国名だったのではないでしょうか。
ですが、「空白の100年」を契機に「ある巨大な王国」はなくなってしまいますが、そこに住んでいた人々は世界中に散りぢりになります。
そして、その「ある巨大な王国」から散りじりなった人々は、その国に住んでいた一族だという証を残すため、名前に「D」の文字をいれたのではないでしょうか。
時代が進んだ現在、「D」という文字がその国の出身一族であるということを知っているのは、世界政府やラフテルに行った海賊王のクルーのみ。
なので、「空白の100年」に「ある巨大な王国」を滅ぼしたであろう世界政府は、「D」の名を持つ人物を恐れているのでしょう。
ちなみに、「D」を名に持つ人物の特徴としては、「自由」を求めているということ。
おそらく、「D」から始まるであろう「ある巨大な王国」の人々は、「自由」という強い意志をもって散りぢりになったのでしょう。
結局「Dの意志」とは、「ある巨大な王国」に住んでいた人たちの「自由」を求める意志ということです。
スポンサーリンク
「空白の100年」に何が起きた?
最後に、「空白の100年」に何が起きたのか考察します。
私の考察では、「ある巨大な王国」は強大な武力を有しており、現世界政府はその強大な武力を得ようと、「ある巨大な王国」を攻撃します。
「ある巨大な王国」は、その強大な武力を渡すくらいなら捨てることを選び、そこに住んでいた人々も散りぢりになったのでしょう。
おそらく、ここで言う強大な武力とは、プルトン、ウラヌス、ポセイドンの3つの古代兵器のこと。
とはいえ、「ある巨大な王国」はこの3つの古代兵器を、世界の平和を守るために使っていたはずです。
※3つの古代兵器の関する考察はこちら↓
『ワンピース』考察!3つの古代兵器の正体は?ウラヌスはナミなのか?
でなければ、世界政府が「空白の100年」の歴史を消す必要がありませんね。
「ある巨大な王国」が世界を脅かすような国だった場合、歴史を隠す必要はなく、ありのままを世界の歴史として記せば良いですから。
つまり、「空白の100年」は現世界政府が「ある巨大な王国」が有していた強大な武力を奪うために、国を亡ぼすに至った歴史であるということです。
まとめ
今回の考察は、ラフテルの正体と「Dの意志」、そして「空白の100年」に何が起こったかというものでした。
「空白の100年」に栄えていた「ある巨大な王国」こそが、グランドラインの終着点であるラフテルであるというのは、可能性はありますね。
『ワンピース』最大の謎ともいえる「空白の100年」なので、私の考察よりも実際はもっと複雑で、内容の濃いものになることでしょう。
まだまだ先のことになるとは思いますが、「空白の100年」やラフテル、「Dの意志」について、詳しいことが描かれるのが楽しみです。
スポンサーリンク