2018年11月13日(火)、世界中のマーベルファンに訃報が届きました。
現地時間で2018年11月12日(月)、マーベルコミックで数々のヒーローを生み出してきたスタン・リー氏が亡くなりました。
享年95歳で、死因は明かされていませんが、ロサンゼルス市内の病院で息を引き取ったそうです。
スタン・リー氏といえば、マーベルコミックで数々のヒーローを生み出した、まさにマーベルヒーローの父とも言える人物。
また、マーベル映画が公開されるたびにカメオ出演している、カメオ出演の達人とも呼べる人です。
そこで今回は、スタン・リー氏の人生と軌跡を振り返りながら、彼が生み出してきたヒーローやカメオ出演作品を見ていきます。
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スタン・リー氏の人生
Hey Dodgers and Red Sox! Need a last minute relief pitcher? Here’s a potential one… #WorldSeries pic.twitter.com/DA5k3wa59e
— stan lee (@TheRealStanLee) 2018年10月29日
- 1922年12月28日:誕生
- 1939年:タイムリー・コミックス(後のマーベル・コミックス)に入社
- 1941年:『Captain America Comics』第三号で作家デビュー→同年、臨時編集長に就任
- 1945年:結婚
- 1961年:DCコミックの『ジャスティス・リーグ』に対抗し、『ファンタスティック・フォー』を創刊
- 1962年:スパイダーマンを生み出す
- 1972年:マーベルの発行人に就任
- 2000年:POW!エンターテインメント設立
- 2011年:ミュージカル『The Yin and Yang Battle of Tao』の脚本を務める
- 2017年:東京コミコンのため来日
- 2018年:病院で息を引き取る(享年95歳)
スタン・リーが生み出したヒーローたち
ここからは、スタン・リー氏が生み出したヒーローたちをみていきましょう。
ファンタスティック・フォー
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— Marvel Entertainment (@Marvel) 2013年6月5日
1961年、ファンタスティック・フォーが初登場。
DCコミックのヒーローチームである「ジャスティス・リーグ」に対抗するヒーローチームとして、スタン・リー氏が生み出しました。
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スパイダーマン
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— Spider-Man (@SpiderMan) 2017年5月4日
1962年、スパイダーマン初登場。
悩みが尽きない10代の若者ピーター・パーカーを主人公にし、クモの能力を持たせるという意外性で、多くの人気を得ました。
今や、マーベルの顔とも言えるキャラクターです。
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ハルク
Look back at the creation of the #Hulk, as we celebrate #KirbyWeek! Read: https://t.co/0f6XFTT3s5 pic.twitter.com/6BKJsDAV1D
— Marvel Entertainment (@Marvel) 2016年8月22日
1962年、今とは異なりグレーの皮膚をもつキャラクターとして初登場。
印刷の都合により、今の緑色の皮膚に変更されました。
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アベンジャーズ
Avengers #1 Vol 1 Very Nice High Grade 1st App of the Avengers Original 1963 https://t.co/PfPZW8z1ty pic.twitter.com/QPz4lQUiDj
— Period Comics (@PeriodComics) 2018年11月13日
キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、ジャイアントマン(アントマン)、ワスプ、ハルクが集まって結成されたのが初代アベンジャーズ。
1963年、スタン・リー氏が創り出しました。
今や、世界
一有名なヒーローチームを生み出したのも、マーベルヒーローの父スタン・リー氏なのです。
X-MEN
3. The X-Men (1/4)
Created in a time when prejudice and bigotry was rampant in America, the story and purpose of the X-Men is one that is still very relevant even to this day. In September of 1963, the first self titled issue of the X-Men was released, and with it, a whole new pic.twitter.com/LjTxY9BKtq
— oh tannenbaum (@tanarc98) 2018年11月13日
1963年に登場した初代X-MENを生み出したのも、マーベルヒーローの父スタン・リー氏。
X-MENはアベンジャーズ同様映画化もされているので、今やかなり人気のヒーローチームです。
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ニック・フューリー
Go Back to Work with Nick Fury, possibly the worst employee in the #Marvel Universe: http://t.co/1kNg6VeFBS pic.twitter.com/y8u3D4oZKV
— Marvel Entertainment (@Marvel) 2014年8月11日
超人的なパワーをもたないが、兵士として一級の実力をもつゆえ、多くの人々に親しまれているキャラクターであるニック・フューリー。
ニック・フューリーの生みの親も、ほかならぬスタン・リー氏です。
デアデビル
“Daredevil” begins a legal tour de force this June under the guidance of writer @CharlesSoule: https://t.co/XTJmsuco8G pic.twitter.com/pRNBidrcTU
— Marvel Entertainment (@Marvel) 2017年3月24日
デアデビルを生み出したのも、スタン・リー氏。
昼は弁護士、夜はデアデビルとして常に悪と戦っているという強い正義感が、多くの読者から注目を集めました。
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スタン・リー氏のカメオ出演一覧
スタン・リー氏と言えば、マーベルコミックの映画にカメオ出演していることで有名ですね。
ここでは、スタン・リー氏がカメオ出演した作品をまとめておきます。
- 『X-MEN』(2000)
- 『スパイダーマン』(2000)
- 『デアデビル』(2003)
- 『ハルク』(2003)
- 『スパイダーマン2』(2004)
- 『ファンタスティック・フォー:超能力ユニット』(2005)
- 『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』(2006)
- 『スパイダーマン3』(2007)
- 『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)
- 『アイアンマン』(2008)
- 『アイアンマン2』(2010)
- 『マイティ・ソー』(2011)
- 『キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
- 『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
- 『アベンジャーズ』(2012)
- 『アイアンマン3』(2013)
- 『マイティ・ソー:ダークワールド』(2013)
- 『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』(2014)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
- 『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
- 『アントマン』(2015)
- 『デッドプール』(2016)
- 『X-MEN:アポカリプス』(2016)
- 『ドクター・ストレンジ』(2016)
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
- 『マイティ・ソー:バトルロイヤル』(2017)
- 『ブラックパンサー』(2018)
- 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』(2018)
- 『アントマン&ワスプ』(2018)
- 『ヴェノム』(2018)
上記の映画に加え、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品とリンクしている、『エージェント・オブ・シールド』や『エージェント・カーター』にもカメオ出演しています。
さらに、2014年に公開された『ベイマックス』では、日本版のみエンドロール後に登場しました。
はたまた、2018年発売のPS4用ソフト『スパイダーマン(Marvel’s Spider-Man)』にも登場。
そして極めつけは、マーベルやスター・ウォーズのファンが作った、スパイダーマンとダース・モールが戦うYoutubeの動画にも登場しています。
このように、数々の作品に登場してきたため、ある意味スタン・リー氏は「カメオ出演の人」と思われているかもしれませんね。
ちなみに、2019年に公開される『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ4(仮題)』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などは撮影が終わっているため、おそらくスタン・リー氏もカメオ出演することでしょう。
また、『X-MEN:ニューミュータンツ』や『X-MEN:ダーク・フェニックス』にも登場するはずです。
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まとめ
マーベルコミックで、数々のヒーローたちを生み出してきたスタン・リー氏。
コミック執筆、ならびにカメオ出演など、マーベルのためにさまざまな活動を行っていました。
スタン・リー氏がいなかったら、今日の世界的なマーベルブームは起こらなかったでしょう。
これまでマーベルヒーローを通して、たくさんの勇気や希望をくれたスタン・リー氏。
本当にありがとうございました。