2020年10月末に発売された『ピクミン3 デラックス』。
WiiUで発売された『ピクミン3』のリメイク作品です。
大人気シリーズ『ピクミン』の3作目をSwitchで体験できるということで、発売前からかなり注目を集めていました。
私は、1作目の『ピクミン』と2作目の『ピクミン2』は小学生のころにプレイしていましたが、『ピクミン3』はWiiUを所有していなかったので未プレイでした。
なので、発売をとても楽しみにしていた一人です。
そんな『ピクミン3 デラックス』について、プレイした感想を述べていきます。
※記事の性質上、『ピクミン3 デラックス』のネタバレを含みます。
スポンサーリンク
感想
さっそく、『ピクミン3 デラックス』の感想を述べていきます。
プレイした感想としては、もちろん楽しくプレイできたのですが、前作『ピクミン2』の方が面白かったです。
とりあえず、『ピクミン3 デラックス』の面白かった点を述べていきます。
まず面白いと思ったポイントは、今回の操作キャラクターが3人になった点。
3人のプレイヤーをうまく切り替えて攻略しなければならないギミックが多々あり、その攻略は面白かったです。
子供でも攻略できるギミックではあるのですが、大人の私でも十分楽しむことができる難易度でした。
また、新種の羽ピクミンの登場によって、空中戦が楽しめるようになりました。
『ピクミン2』だと、サライムシなどの空中に浮遊している敵との戦闘は非常に面倒でしたが、羽ピクミンは投げると自動で追跡して攻撃してくれます。
なので、ピクミンをいろいろなところに投げて散らばすということがなくなりました。
加えて、水中を移動するときは、これまでは青ピクミンしか連れていくことができませんでしたが、飛んでいる羽ピクミンは溺れることなくついてきてくれます。
羽ピクミンは結構汎用性に富んでいるので、結構好んで使っていました。
このように、『ピクミン3 デラックス』は面白くプレイすることができます。
ですが、私としては『ピクミン2』には及ばない作品でした。
理由を以下で述べていきます。
まず、『ピクミン3 デラックス』で回収するものが果実であるという点が、前作『ピクミン2』に劣っていると感じてしまいました。
果物を回収する理由は、故郷の星の食糧不足を解消するため、そして毎日を生きながらえるためです。
一方、『ピクミン2』では回収するものはお宝で、回収するたびに値段が発表され、変な名前も付けられていました。
あの演出やネーミングが好きだったんですよ。
『ピクミン3 デラックス』でも、もちろん回収された後に果物に名前を付けられるのですが、『ピクミン2』ほどのネーミングセンスはなかったです。
そしてなんといっても、ストーリーが短いのとボス敵がそんなに強くないことが、『ピクミン2』に劣っている大きな点だと思います。
『ピクミン2』では、10,000円分宝を回収すると一度ホコタテ星に戻りますが、再度宝探しに出発できます。
そして、プラスで10,000円分の宝の回収ができるのですが、全部の宝を回収するためには強敵と戦わないといけませんでした。
ダマグモキャノンやアメボウズといった、大量のピクミンが犠牲になってしまうトラウマ級のボスモンスターとの戦闘。
それに勝って手に入れる宝が嬉しかったんですよね。
ですが、『ピクミン3 デラックス』ではあのレベルのトラウマモンスターが出てきません。
ラスボスはまあまあ強かったですが、アメボウズほどの恐怖やいやらしさはなかったです。
以上のことから再度まとめておくと、『ピクミン3 デラックス』は普通に面白い作品ですが、『ピクミン2』には及ばない作品でした。
とはいえ、『ピクミン』シリーズが好きな人は一度プレイする価値はあると思います。
ルーイ君が相変わらずでした
最後にどうしても述べておきたいことがあります。
それは、前作『ピクミン2』で登場したルーイ君が相変わらずひどい野郎だったということ。
ストーリーの過程でルーイを助けるのですが、助けた翌日に宇宙船から逃げ出し、その際に貯めていた食料を全部奪っていきやがるのです。
私は30日分の食糧を奪われました。
なんだかんだで再度捕まえて縛り上げるのですが、ルーイ君はあまり反省しておらずこう言うのです。
『ピクミン3 デラックス』ゲーム内より画像引用
少し画像が見にくいですが、「ごはん!」と言っています。
食料盗んで助けてもらっておいて…
まあ、ホコタテ運送を倒産に追い込むほどの食欲ですからね。
相変わらずのルーイ君でした。
スポンサーリンク