中南米、もしくはラテンアメリカと言われると、何を思い浮かべるでしょうか?
スポーツが好きな人はサッカー、音楽が好きな人はラテンミュージックを連想するかもしれませんね。
私は中南米の古代文明が好きなので、中南米にある数々の遺跡を思い浮かべます。
その一方で、中南米オタクの私としては、中南米が誇る豊かな生態系こそ、多くの人々に知ってほしいのです。
特に、中南米には個性的でかわいらしい動物がたくさんいるので、中南米をあまり知らない人でも、動物なら親しみやすいのではないでしょうか。
そこで今回は、中南米の豊かで美しい生態系を担っているかわいらしい動物たちを紹介します。
※本記事で使用する写真は、すべて私が撮影したものです。
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アルパカ
アルパカ↓
日本でも知名度があり、モフモフで人気なのがアルパカです。
アルパカは、南米のアンデス山脈に生息しています。
アルパカの群れ↓
実は、アルパカは紀元前4000年ごろから家畜化されていたと言われており、人間との関わりがかなり深いのです。
そして、アルパカは白や茶色、黒など多彩な毛が特徴で、アルパカの毛で作られる織物は、世界中で人気のお土産になっています。
リャマ
リャマ↓
アルパカと同じく、南米のアンデス山脈に生息しているのがリャマです。
アルパカほど知名度は高くありませんが、アンデス山脈ではアルパカと対をなす大切な動物。
リャマはアルパカとは違い毛を織物にすることはありませんが、ウマのように荷物を背負って運ぶ役割を果たします。
ケツァール
ケツァール↓
ケツァールは、中米のグアテマラやコスタリカに生息している、色彩豊かで美しく、とてもかわいらしい鳥です。
この写真は、コスタリカに行ったときに、奇跡的に撮影に成功しました。
バードウォッチングの経験者でも見れないことも多いので、見れたのは本当にうれしかったです。
ケツァールは人里離れた山の中に生息しており、かつ早朝に活動しているので、朝4時からケツァールを探しに行きました。
そして、さらに奇跡的な捕食シーンも撮影できました。
捕食シーン↓
この小さな体で、大きな実を飲み込んでいますね。
ちなみに、ケツァールはグアテマラでは神話に登場する鳥であるとともに、国旗にも描かれています。
また、日本では『火の鳥』のモデルにもなりました。
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イグアナ
イグアナ↓
イグアナは、メキシコのユカタン半島に広く生息しています。
ユカタン半島にあるマヤ遺跡に行くたびに必ず姿を現すので、最初はイグアナに興奮していましたが、次第に「またいたな」くらいにしか思わないようになりました。
文書記録によると、古代マヤ文明の人々は目の病気治すために、イグアナの糞を使っていたとか。
また、イグアナなの肉を食べたりもしていたそうで、実際に食べたらおいしいらしいです(私は食べる機会がありませんでした)。
ちなみに、このイグアナはトゥルム遺跡という場所で撮影したもので、ここのイグアナはサービスショットをよくくれました。
どこを見つめているのでしょうか(笑)。
トゥルム遺跡に関する記事はこちら↓
メキシコの古代マヤ遺跡を紹介!(世界遺産以外編)
コンゴウインコ
コンゴウインコ↓
中南米のあらゆる国々に生息しているのが、この色彩豊かなコンゴウインコです。
特に、ホンジュラスではコンゴウインコに関するお土産物がたくさん売られており、実際ホンジュラスにあるコパン遺跡では、コンゴウインコが観光客たちを出迎えてくれます。
コパン遺跡に関する記事はこちら↓
メキシコやグアテマラの古代マヤ遺跡を紹介!(世界遺産編)part2
ちなみに、ホンジュラスの古代マヤの人々は、コンゴウインコを太陽の使者とみなしていたそうです。
まとめ
今回紹介したのは、アルパカとリャマ、ケツァール、イグアナ、そしてコンゴウインコです。
もし中南米に行った際は、観光スポットを満喫しつつ、ぜひともこれらの動物を探してみてください。
そして、もちろんこれらの動物以外にも、中南米にはかわいらしい動物がたくさんいます。
中南米は、言わずと知れた動物たちの楽園ですからね。
また機会があったら、中南米の他の動物についても紹介していきます。
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