別冊少年マガジンで連載されている、大人気マンガの『進撃の巨人』。
2017年11月号で、『進撃の巨人』は98話を迎えました。
98話では、5年ぶりにエレンとライナーが再会を果たしていましたね。
その再会が98話のラストだったので、99話ではエレンとライナーの会話からストーリーが始まると思います。
その際に、エレンがマーレに来た経緯や目的について明かされることでしょう。
それに先立ち、今回はエレンがマーレに来た目的を考察していきます。
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考察1:敵情視察
最初の考察は、純粋に敵情視察のためにマーレに来たというものです。
進撃の巨人と始祖の巨人を宿しているエレンをスパイとしてマーレに送り込むのは、正直かなりリスクがあると思われます。
ですが、ライナーやベルトルトたちが壁の中に入ってきた時のように、マーレに侵入するのも巨人の力がなければ難しかったのでしょう。
実際、エレンは対戦による負傷者として病院にいます。
そうすると、体の再生が可能な巨人の力を宿しているエレンかアルミンが侵入するしかありません。
頭脳的な面を考えるとアルミンが適任でしょうが、アルミンが宿しているのは超大型巨人なので、侵入する前に存在がばれてしまいます。
なので、15m程度の巨人であるエレンを、敵情視察のためにマーレに侵入させたのでしょう。
考察2:ライナーとの決着
次の考察は、エレンが私怨のあるライナーと直接決着をつけるためにマーレに来たというものです。
決着といっても、巨人同士での戦いというものではなく、できるだけ穏便に話し合いでといったところでしょう。
マーレにおいてエレンが最初に姿を現したのは、93話でライナーがガビやファルコたちとお店を巡ろうとしていた時ですね。
まるでライナーの後をつけるように、ライナーたちの動きを見ています。
このときに、ライナーの近くにいる人間であるファルコと親しくなることを決めたのかもしれません。
そしてエレンの思惑通り、ファルコと親しくなったエレンは、ファルコを通して少しずつ情報を得ています。
そして、おそらくマーレに情報を書いた手紙を、ファルコ経由でポストに投函することにも成功。
最終的には、ファルコを使わしてライナーを呼び出すしてもらいます。
ここで、エレンはライナーとの個人的な決着を果たそうとしているのでしょう。
どのような展開になるかはまだわかりませんが、エレンとライナーの因縁には、何かしら決着がつくはずです。
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考察3:エルディア復権派との連絡
最後の考察は、エレンの父グリシャが所属していた、エルディア復権派の人物と連絡を取るためです。
パラディ島の置かれている状況とマーレのエルディア復権派の置かれている状況は、強大な敵を抱えているという点で、まったく同じといっても過言がありません。
今後の敵は、タイバー家率いるマーレという大国です。
それには、パラディ島勢力だけ、エルディア復権派だけでは、マーレに打ち勝つことはできないでしょう。
そこでパラディ島勢力が目を付けたのが、エルディア復権派です。
エレンがファルコを通して病院から送っていた手紙は、エルディア復権派の人物のもとに届けていたものでしょう。
そして、そのエルディア復権派の人物こそ、獣の巨人の継承者であるジークです。
その根拠としては、エレンが手紙の送り先は家族だと言っていたこと、そしてジークがキャッチボールで使っていたボールとグローブらしきものが、エレンの元にあったことが挙げられます。
ちなみに、そのボールとグローブも、エレン曰く家族からのものです。
さらに、ファルコがエレンの元にライナーを連れていく際、まだ時間があるから大丈夫だと言って、ライナーを促したのもジークでした。
なので、エレンはジークがエルディア復権派の人物だと知ったうえで、連絡を取り合っているのでしょう。
この考察があっていた場合、エレン達パラディ島勢力と、ジークやライナー、そしてファルコたちが手を組むということもありえるのかもしれません。
※ジークに関する考察はこちらを参考に。
『進撃の巨人』考察!ジークはエルディア復権派のフクロウ説
まとめ
今回は、『進撃の巨人』98話を読み終えた段階で、エレンがマーレにいる目的を考察していきました。
その考察は、敵情視察のため、ライナーとの決着をつけるため、そしてエルディア復権派の人物と連絡を取るためというものです。
おそらく、エレンがマーレに来た目的は一つではないと思われるので、この3つともが目的ではないかと思っています。
99話以降で、どのようにエレンがマーレに侵入したのか、目的は何なのかが、少しずつ明らかになってくるはずです。
今後のストーリーを楽しみに待ちましょう。
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