MCUに登場予定のアジア系ヒーローシャン・チーとは?どんな能力?

『アベンジャーズ』シリーズで大成功を収めているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に、新たなヒーローが登場することが、マーベル・スタジオによって発表されました。

そのヒーローは、アジア系のシャン・チーという名前のヒーローです。

フェイズ3もいよいよ終わりに近づき、新たな展開が期待されているMCUからあった新たな発表に、多くのマーベルファンが歓喜したことでしょう。

そこで今回は、MCUで登場予定のシャン・チーについて、能力やどのようなキャラクターなのかという点をまとめていきます。

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シャン・チーとは?

シャン・チーは、カンフーを習得しているヒーローで、そのレベルは達人級のものです。

マーベル的な特殊能力はありませんが、持ち前のカンフーを駆使してヒーロー活動を行っています。

シャン・チーは1973年に、マーベルのコミックスに初登場しました。

この年は、ブルース・リーが主役の『燃えよドラゴン』が大ブームになった年であり、マーベルがそのカンフーブームに乗っかって生み出したヒーローが、このシャン・チーなのです。

なので、ある意味「マーベルのブルース・リー」と考えてもいいかもしれません。

そんなシャン・チーですが、原作コミックではそれなりに活躍しています。

シャン・チーは、「ヒーローズ・フォー・ハイヤー」というルーク・ケイジやアイアンフィストが中心となっているチームに所属し、オンスロート危機の際に地球を守るのに参加しました。

その後、「シビルウォー」展開中に結成されたヒーローズ・フォー・ハイヤーにも参加し、超人登録法の施行を支援する側につきます。

そして、アベンジャーズに参加した彼は、その後の『インフィニティ』ストーリー中も地球を守るために戦いに参加しました。

このように、シャン・チーはその身とカンフーを使って、数々の活躍をしているのです。

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アジア系ヒーロー映画誕生のわけは?

なぜ急に、マーベル・スタジオがアジア系のヒーローを主役にした映画を作ろうとしたのでしょうか。

それは、2018年に公開された『ブラックパンサー』が、黒人の人たちから圧倒的な支持を集め、絶大な経済効果をもたらしたことに起因します。

実際、黒人のコミュニティの間での『ブラックパンサー』の興行収益は、『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』をも上回っているのです。

これと同じことを、つまり今度はアジア系の人々、特に世界一の人口を誇る中国人の支持を得るために、アジア系ヒーローシャン・チーを主役にした映画を作ろうというわけです。

しかもシャン・チーの場合、必然的にカンフーを扱うことになるため、ますますアジア系の人々から支持を集められることでしょう。

とはいえ、カンフーを扱うので、純粋にアクション映画としても面白いものになるのではないかと、私自身は思っています。

ちなみに、これまでMCUにもアジア系のキャラクターは登場しています。

例えば、ベネディクト・ウォンさんが演じるドクター・ストレンジの相棒ウォン、クローディア・キムさん演じるヴィジョンの人工細胞を作ったチョ博士です。

このように、一応アジア系のキャラクターは登場していますが、脇役として登場しているのみ。

黒人のヒーローを扱った『ブラックパンサー』、女性ヒーローが単独主役になる『キャプテン・マーベル』と、あらゆる方面のヒーローの単独映画に着手しているMCU。

おそらく、アジア系ヒーローであるチャン・シーを扱った映画も、かなり面白いものになることでしょう。

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