遺跡発掘のアルバイトをしていた時の体験談(レアバイト体験)

実は私、半年ほど遺跡発掘のアルバイトをしていたことがあります。

昔から歴史が好きなゴリゴリの文系だったので、遺跡の発掘にも興味があり、求人があったので応募してみました。

ネットで「遺跡発掘 バイト」と調べると、意外と求人が出てくると思います。

結論から言うと、結構楽しかったです。

遺跡発掘のアルバイトと言われてもピンとこないと思うので、私が遺跡発掘のアルバイトをした際の体験談を述べていきます。

※いろいろと情報の開示ができないものが多いので、その点はご了承ください。

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応募条件や資格は?

まず最初に、遺跡発掘のアルバイトに応募する際に、条件や資格はあるのかを紹介しておきます。

結論から言うと、応募条件や資格等は特にありません

基本的に、老若男女問わず誰でも応募することができます。

実際、私がいた現場では70を超えたおじいさんや女性の方がたくさんいらっしゃいました。

なので、興味があればだれでも応募することは可能です。

遺跡発掘のアルバイトって何をするの?

遺跡発掘のアルバイトですが、私たちアルバイトの人たちは何をするのでしょうか。

私がいた現場では、私たちアルバイトがすることは非常に単純で、純粋に土を掘ればいいのです。

ただただ土を掘って、遺物が出てきたら回収するという作業の繰り返しになります。

掘る場所の指示や掘り方、出てきた遺物の整理方法等は、すべて調査員の方が指示してくれます。

なので、特に難しいことはありませんでした。

ただし、場合によっては細かい作業等も要求されるので、それなりに集中力は必要です。

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遺跡発掘の場所は?

誰でも応募でき、特に難しい作業もない遺跡発掘のアルバイト。

興味があれば応募したいという人も多いでしょうが、勤務場所や交通アクセスも重要ですよね。

何となく、発掘と言われると周りに建物がない少し物静かな場所で行うものだと思いませんか?

実際そうではあるのですが、そうではない場合もあります。

私が遺跡発掘のアルバイトをしていた際の勤務場所は、なんと東京のビル群の中に位置していました。

しかも、駅から徒歩2分の場所です。

遺跡と言われると、どうしても吉野ケ里遺跡や古墳のようなものを想像してしまいますよね。

ですが、これらのレベルのものではなくても、日本には遺跡が山ほど埋まっているのです。

それらが建物を建てる際に見つかり、遺跡の記録をとるために発掘作業を行わなければなりません。

これは、「埋蔵文化財保護法」という法律で遺跡の保護が国により義務付けられているからです。

なので、遺跡発掘は日本中でわりと頻繁に行われています。

近場で交通アクセスが良ければ、ぜひとも応募してみてはいかがでしょうか。

発掘作業は安全第一

最後に、遺跡発掘において一番大切なことを述べておきます。

それは、「安全第一」ということです。

遺跡発掘は誰でも応募できる敷居の低いアルバイトですが、かなりの肉体労働を強いられます。

ゆえに、体調管理が非常に重要です。

夏の日中はしっかり水分補給をしないと熱中症になる可能性があり、冬はしっかり厚着をしないと風邪をひいてしまいます。

また、地面を掘る都合上、遺跡の中が穴だらけになってしまう場合もあります。

これらに躓いてこけてしまうことがよくありました。

私のようにこけるだけならよいのですが、場合によっては骨折してしまう場合もあります。(私のいた現場で実際にありました)

そして恐ろしいのは、上から土が崩れてくることです。

埋もれてしまうと、本当に最悪の場合は命にかかわります。

なので、基本的に作業は2人以上で行っていました。

以上のように、

  • 体調管理に気を付ける
  • 足元に気を付ける
  • 1人で作業しない

という点は遵守し、安全第一で発掘作業に取り組んでください。

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