『青ブタ』シリーズの順番を紹介(Part1/アニメ編)アニメ化された5作品の感想も!

2018年に放送されたアニメ、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

タイトルは少しあれですが、アニメは思った以上に深い内容で、非常に人気を博しました。

アニメの続編は、『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』というタイトルで映画化されています。

アニメ化されているので『青ブタ』シリーズの作品の魅力は、大勢の方に伝わっているとは思います。

ですが、『青ブタ』は原作のライトノベルも非常に面白いです。

原作のラノベはそこそこの数が出ていて毎回タイトルが異なっているので、読む順番がわかりにくくなっています。

なので、原作を読んでみたいという方のために、原作の読むべき順番を紹介していきます。

なお感想に関しては、TVアニメで放送された範囲のみの紹介です。

以降の作品の感想は、のちに記事にしていきます。

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『青ブタ』シリーズの順番紹介

ではさっそく、『青ブタ』シリーズの原作を順番に紹介します。

順番は以下の通りです。

  • 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』

ここまでがアニメ化された範囲で、今回感想も記述する作品の順番です。

これ以降の作品についても、順番を紹介しておきます。

  • 『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』

こちらの2作品は、上述した映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の内容になっています。

この映画は本当にやばかったです。

感動しすぎて、涙腺が崩壊して大洪水でした。

さらに、この後の作品もあります。

  • 『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』

こちらの2作品は、咲太の3学期の様子が描かれています。

そして、2021年1月現在は大学生編に突入しています。

  • 『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』

以上、『青ブタ』シリーズの全作品の順番でした。

※全作品リスト

  • 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』
  • 『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』

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各作品の感想(アニメ化作品のみ)

ではここから、アニメ化された5作品の原作ラノベについて、感想を述べていきます。

※ここからは各作品のネタバレを含んでいるので、アニメ、および原作未読の方はご注意ください。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』

『青ブタ』シリーズの起源にして、シリーズでも屈指の名作。

主人公梓川咲太が野生のバニーガールの桜島麻衣と出会ったことで、物語が動き出します。

思春期症候群になった麻衣は、周りの人から姿が見えなくなるという状況に陥っていました。

そして症状はどんどん悪化し、桜島麻衣という人間が存在したということすら、人々の記憶から消えていってしまいます。

桜島麻衣という存在を世界中の人々に再認識させるために、咲太がグラウンドの真ん中で告白するシーンは、今思い出してもすごく胸にジーンとくるシーンです。

始まりであり、今後のストーリーの根幹になる作品ですが、シリーズが進んでいった今でも色あせない最高の作品であると思います。

『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』

シリーズ第2弾の本作は、咲太の一つ年下の後輩である古賀朋絵がヒロインのお話。

麻衣と正式に付き合うことが決まって上機嫌の咲太でしたが、なぜか同じ日の繰り返しに陥ります。

友人の双葉理央に相談した咲太は、ループを引き起こしている「ラプラスの悪魔」を探すことに。

そして見つけ出した「ラプラスの悪魔」こそ、「尻を蹴りあった仲」である古賀朋絵でした。

朋絵のお願いにより付き合っているふりをすることになった二人ですが、朋絵は咲太の優しさに気づき、本当に惹かれていきます。

朋絵が咲太をあきらめようと思えば思うほど明日が来なくなってしまう。

この相反する状況が見事で、非常に深みのある話であると思いました。

『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』

シリーズ第3巻の本作は、咲太の数少ない友人の一人である双葉理央がヒロインの話。

いつも咲太の思春期症候群の相談にのる立場の双葉が、二人になってしまうという思春期症候群に陥ります。

誰かに見てもらいたい承認欲求を欲する双葉理央と、自分のことが嫌いな双葉理央。

どちらか片方が偽物ということではなく、どちらも双葉理央である。

複雑なようで意外と単純なことに気づかせてくれる、非常に奥深い話でした。

感情表現の薄い双葉理央のさまざまな表情が見られるという点も、本作の魅力の一つです。

『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』

桜島麻衣の義妹である豊浜のどかがヒロインのシリーズ第4弾。

芸能界でトップをひた走る麻衣に追いつくために、必死に努力を重ねるのどか。

ですが、先を行く姉に対するコンプレックスや母親からの重圧により、思春期症候群を発症。

麻衣とのどかの見た目が入れ替わってしまいます。

この作品の面白かった点は、中身が入れ替わるのではなく、見た目が入れ替わっているという点。

相手の体の中に自分の意志が入り込むタイプではなく、自分の体の上に相手の姿が張り付いているという状況です。

姉のようになりたいと思っていたのどかが、文字通り姉のようになってしまう。

思いつきそうでなかなか思いつかない、非常に素晴らしい発想だと思います。

『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』

シリーズ5作目で、アニメ化された作品のラストを飾る本作は、咲太の妹の梓川かえでのお話。

厳密に言うと、「かえで」と「花楓」の話です。

中学の頃に思春期症候群に陥った花楓は、記憶をなくしてかえでになりました。

見た目は全く同じでも、中身は全く違うという状況故、家族からも距離をとることにしたかえでは、それから咲太と二人で暮らしていました。

そして、お兄ちゃん大好きな典型的な妹キャラになったというわけです。

この話は、思っていた以上に深い話だったので、非常に印象に残っています。

花楓の記憶が戻ったのは非常に喜ばしいことですが、かえでという存在が消えてしまいました。

思秋期症候群によって生まれたかえでは、花楓とは共存できなかったということですね。

かえでがノートに残した手記は、感涙必須の内容でした。

文字で内容を確認できる分、アニメで見た時よりも感動が深まりました。

個人的に、この作品はシリーズでもトップクラスに好きなので、非常におすすめしたいです。

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