2017年7月1日(土)から公開が始まった、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』。
超人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』の第5作目にあたります。
『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』予告編↓
私個人的に、今年公開される映画の中でも、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』は公開がとても楽しみな作品の一つでした。
なので、公開日の翌日に観てきましたよ。
パンフレットも買っちゃいました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』のパンフレット↓(アイキャッチ画像にも使用)
大ヒットシリーズ、かつテレビで『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが放送されることも多いので、最新作の『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』を観たいという人も多いでしょう。
そこで今回は、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』について、観てきた感想を綴っていきます。
※本記事の性質上、若干のネタバレ(最小限に抑えました)を含むので、ネタバレを気にする方はご注意ください。
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あらすじ
最初に、簡単にあらすじを紹介します。
ストーリーとしては、あらゆる海の呪いを解く「ポセイドンの槍」をめぐる物語です。
ジャック・スパロウは「海の死神」と呼ばれるサラザール率いる亡霊の軍団から生き残るため、ヘンリー・ターナーは父親のフライング・ダッチマン号の呪いを解くため、そしてカリーナ・スミスは父親の姿を追い求めて、それぞれが「ポセイドンの槍」を手に入れようとします。
さらにそこに、ジャック・スパロウのライバルであり、かつ親友?であるバルボッサも加わり、「ポセイドンの槍」をめぐる冒険はどんどん激しさを増していくのです。
あらすじはこのくらいにしておき、さっそく感想を綴っていきます。
感想※ネタバレ注意
率直な感想としては、期待通り面白かったです。
加えて、これまでの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ以上の「感動」を、観た人たちにもたらしてくれました。
そんな『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』の感想の軸になる点を、最初に箇条書きで示しておきます。
- ハードなアクションシーン
- サラザールの存在感
- 海の呪い
- 父と子
これらに関して、以下で詳しく述べていきます。
※ここからはネタバレを含むので、本編鑑賞前に知りたくないという人は、お気をつけください。
まず、アクションシーンに関してですが、いつもの『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのように爽快でした。
おなじみの刀を使った戦闘シーンはもちろんですが、ドタバタに巻き込まれる中で見せるジャックのアクションシーンも、迫力があってかっこよかったです。
さらに、ヘンリー・ターナーも父親を彷彿とさせるアクションで、敵に立ち向かっていきます。
ですが、私個人的には、『パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールドエンド』のアクションシーンが一番好きです(笑)。
とはいえ、アクションシーンは申し分なく、見ごたえがありました。
そしてサラザールの存在感に関してですが、まさに「海の死神」です。
過去にジャック・スパロウのせいで呪いにかかり、身を滅ぼすことなったサラザールは、ジャック・スパロウに相当な恨みをもっています。
もともと海賊をやっつける戦艦を率いていたサラザールは、家族の命をを海賊に奪われたため、海賊に対しても恨みを募らせていました。
「海の死神」として不死の体をもったサラザールは、手当たり次第に海賊をやっつけていき、あのバルボッサをも追い詰めました。
ちなみに、サラザールとその部下たちは、呪いのせいで陸に上がれません。
また、壁をすり抜けるという技も使えます。
まるで、デイビー・ジョーンズのような能力でした。
デイビー・ジョーンズ↓(『パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールドエンド』よりキャプチャ画像引用)
そのため、強敵として申し分ない存在感を漂わせていたので、ストーリーにより重みが加わったのだと思います。
そして海の呪いですが、これは過去4作の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでもおなじみですね。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの呪いは、基本的に不死身になるというものです。
今回の敵も、もちろん不死の軍団でした。
毎回思いますが、不死の敵に追われるというのは自分の身に置き換えると、とても怖いですね(笑)。
それはさておき、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』では、これまでの作品以上に呪いは重要なキーワードでした。
そもそも、ヘンリー・ターナーが「ポセイドンの槍」を求めるのは、父親であるウィル・ターナーの呪いを解くためでしたね。
ジャック・スパロウが「ポセイドンの槍」を求めたのも、サラザールの呪いを解くことで、自分が生き延びるためです。
そして、この海の呪いは、エンドロール後にも関わってきます。
この点に関しては、後ほど詳しく記します。
最後の父と子についてですが、ウィルに似て、ヘンリーも相当父親想いの人間です。
ウィル・ターナーは父親のビル・ターナーに、必ずデイビー・ジョーンズを倒して解放すると誓い、紆余曲折を経てその誓いを果たしました。
その父親想いのウィルそのものに育ったヘンリー・ターナーは、命がけの冒険で「ポセイドンの槍」を探し、父親であるウィルの呪いを解こうとするのです。
そして、ネタバレになってしまいますが、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』のヒロインであるカリーナ・スミスも、なんと父親と再開できました。
このあたりのシーンは、本当に感動し、少し涙ぐんでしまったほどです。
ヘンリー・ターナーもカリーナ・スミスも、父親の面影追って、「ポセイドンの槍」に導かれたということですね。
歴代の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ以上に、父と子の重要性が強く感じられる作品でした。
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エンドロール後の映像
『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』のエンドロール後には、少し映像がありました。
私はこの映像が気になってしかたありません。
これもネタバレになるので、読むかどうかは自己判断でお願いします。
エンドロール後の映像は、呪いが解けて地上で平和に暮らすウィルとエリザベスの寝室からスタート。
就寝中のターナー夫妻の寝室のドアを開け、何者かが寝室に入ってきます。
入ってきたのは両親の寝顔を見に来たヘンリーではなく、見覚えのあるフォルムの影。
寝室に入ってきたのはなんと・・・・・
(引用もとは同上)
そう、デイビー・ジョーンズ!
デイビー・ジョーンズが自前の爪で何かをしようとした瞬間、ハッとなって目覚めるウィル。
「なんだ夢か」と一息つき、再び寝付くウィルですが、ベッドの下にはフジツボが落ちていました。
ここまでがエンドロール後の映像です。
先ほども述べましたが、『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』では、海の呪いが極めて重要でした。
そして、「ポセイドンの槍」はあらゆる海の呪いを解くものです。
これは、海の呪いが解けた影響で、死んだはずのデイビー・ジョーンズが復活したということを意味するのではないでしょうか?
個人的に、デイビー・ジョーンズは好きなキャラクターだったので、次回作で復活し、もう一度ジャック・スパロウやウィル・ターナーと戦うなんてことがあったらうれしい限りです。
いずれにしろ、謎が深まり、同時に次回作を期待させるような終わり方だったので、勝手に次回作を期待してしまっています(笑)。
まとめ
『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』は、期待通り面白い作品で、かつ感動要素のある話でした。
アクションシーンはもちろん見ごたえがあり、強敵サラザールの存在感がストーリーを濃いものにしてくれます。
そして、海の呪いと父と子の対面などの要素によって、ますますストーリーが重みのあるものになりました。
最後は、デイビー・ジョーンズに関する謎を深める終わり方で、次回作を期待させてくれます。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』ファンとしては、申し分なく楽しむことができました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン:最後の海賊』が観たい、気になるという人は、ぜひとも近くの劇場に足を運んでください。
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