マーベルコミックにおける「ハルクの派生キャラクター」一覧

世界中で人気を博している、マーベルコミック

そんなマーベルコミックの世界で非常に重要な役どころを担っているキャラクターの一人が、ハルクです。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品にも登場しているので、世界的にかなり有名なキャラクターではないでしょうか。

実はマーベルコミックには、ハルクから派生したキャラクターがたくさんいます。

今回は、ハルクから派生したキャラクターたちを紹介していきます。

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ハルク(ブルース・バナー)

天才科学者のブルース・バナーは、ガンマ線を使った兵器の実験中、実験区域内にいた少年を助けるため、自ら実験区域内に入りました。

ですが、同僚の科学者(実はソ連のスパイ)がわざと兵器を発射し、少年を助けた瞬間にブルースは大量のガンマ線を浴びてしまいます。

一命はとりとめたものの、ブルースの体は巨大化し、グレーの皮膚をもつモンスターへと変身していました。

※初登場時のハルクは、灰色の皮膚をしていましたが、当時の印刷技術の関係から現在の緑色の皮膚に変更されました。

その姿を見た兵士の一人が、ブルースのことを「ハルク」と呼んで以来、ブルースの変身した姿はハルクとして定着します。

 
 
ハルクは見た目通り、尋常ではないパワーを発揮します。

平常のハルクでも悠々と100トンの重さの持ち上げることができ、1回のジャンプで約4kmほど飛ぶことが可能。

そのパワーゆえ、手のひらを打ち合わせるだけで強力な衝撃波を発生させることができ、周囲の敵を吹き飛ばすことができます。

また、ハルクは並外れた耐久力と治癒能力を有しているため、砲弾が直撃しても傷一つつきません。

 
 
ハルクは、初期メンバーとしてアベンジャーズに参加するものの、チームとそりが合わずに早々に脱退。

その後も怒りの制御が上手くいかず、ラスベガスなどで暴走し、甚大な被害をもたらします。

そのため、地球最強のヒーローが集まった秘密結社「イルミナティ」(アイアンマン、ドクター・ストレンジ、リード・リチャーズ、ブラックボルト、プロフェッサーX、ネイモアで構成されている)は、ハルクを地球から追放

サカーという惑星にたどり着いたハルクはそこで戦い抜き、サカーの王座に就きました。

しかし、ハルクが乗ってきた宇宙船が爆発し、ハルクの妻となっていたカイエラが亡くなります。

怒り狂ったハルクはイルミナティへの復讐を誓い、地球へ宣戦布告し、「ワールド・ウォー・ハルク」が勃発。

イルミナティのメンバーを圧倒し、ゴースト・ライダーやセントリーといった最強にヒーローたちとも激戦を繰り広げます。

最強キャラクターであり問題児でもあるハルクは、マーベルコミックで欠かせない存在です。

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ハルク派生キャラクター

では、ハルクの派生キャラクターをみていきましょう。

シーハルク

シーハルクことジェニファー・ウォルターズは、ハルクことブルース・バナーのいとこ。

敏腕弁護士であるジェニファーは、とある人物から命を狙われた際に輸血が必要になり、いとこのブルース・バナーに頼りました。

ブルースから輸血してもらった後、ガンマ線の影響で肌が緑に変色し、体が巨大化します。

このようにして、内気なジェニファーとは別の人格である、陽気で自信家なシーハルクが誕生。

シーハルクは超人的な腕力や耐久力に加え、温度変化に対しても耐性をもちます。

また、デッドプールほどではないものの、「第四の壁」を突破し、我々の現実世界をのぞくことも可能。

レッドハルク(サンダーボルト・ロス)

レッドハルクは、長年ハルクを追いかけて続けていた、サンダーボルト・ロス将軍が変身した姿。

アボミネーションによって娘ベティの命が奪われた際、ロス将軍はモードックと手を組むことにしましたが、モードックはロス将軍にブルース・バナーから吸収したガンマ線を投与。

結果、ロス将軍は赤色の肌をもつレッドハルクへと変身。

アボミネーションを倒した後、モードックの支配から逃れるためにハルクと協力し、最後はアベンジャーズのメンバーになりました。

レッドハルクはハルクと同等の能力をもち、加えてガンマ線を吸収することも可能。

レッド・シーハルク(ベティ・ロス)

アボミネーションによって命が奪われたベティ・ロスは、モードックによって復活させられるとともに、レッド・シーハルクにされました。

同時に洗脳され、モードックのいいように使われます。

その後正気を取り戻し、マイティ・アベンジャーズに参加。

超人的な腕力と耐久力を誇ります。

アボミネーション(エミル・ブロンスキー)

エミル・ブロンスキーは、ブルース・バナーが開発した装置のガンマ線を浴びたことによりアボミネーションへと変貌。

ハルクのように、超人的な耐久力や腕力、スピードを有しており、ハルクと何度も戦っている天敵です。

ただし、ハルクとは異なり人間の姿に戻ることはできません。

レッドハルクによって倒されるものの、すぐに復活しました。

スカール

ハルクが惑星サカールで結婚したカイエラとの間に生まれた、ハルクの実の息子

ハルク譲りの超人的なパワーに加え、母親からはオールドパワー(大地に触れると潜在的パワーが発揮される能力)を受け継いでいます。

最初は、ハルクが自分のことを見捨てたと思っており、ハルクに復讐するために地球へやってきました。

しかし誤解だと気づくと、ハルクと和解し、共闘するようになります。

その後、ノーマン・オズボーンが結成した第二次ダークアベンジャーズに、ニック・フューリーのスパイとして参加。

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アマデウス・チョ(スリム・ハルク)

マーベル屈指の天才で、イルミナティのメンバーを余裕でしのぐほどの頭脳を有しているアマデウス・チョは、ガンマ線の事故でハルク化。

本家のハルクよりはスリムな形態になることから、「スリム・ハルク」と言われることもあります。

ハルク同様、超人的なパワーと耐久力が売りです。

ハルクリング(テディ・アルトマン)

ハルクリングは自分のことをミュータントだと思っていましたが、実際は父親は初代キャプテン・マーベルで母親はスクラル人皇帝の娘です。

つまり、クリー人とスクラル人のハーフということになります。

それゆえ、生まれながらに怪力であり、スクラル人特有の変身能力も有しています。

また、翼が生えているので、空を飛ぶこともできます。

ガンマ線やハルクとは特に関係ありませんが、「ハルクっぽいやつ」という理由でハルクリングと呼ばれるようになりました。

ヤング・アベンジャーズに参加し、ヒーロー活動を行っています。

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